ビジネスクラスで行く 大人の世界一周 とSFC修行

子育て終えた49歳。体力・気力・知力に自信がないけど、世界一周に出ます

イタリア人と大げんか!私は泣き寝入りはしない!中編

イタリア人との戦いが始まった

朝が来ました。

電気の復旧のために一晩中努力しましたが、ダメでした。

 

スマホWi-Fiルーター、カメラのバッテリーの充電ができてない。洗濯もできなかった。衣類はローテーション組んで順番に洗う計画立ててたのに…(´;ω;`)

電気がないと部屋についてるWi-Fiも使えないし、冷蔵庫もクーラーもダメだし、シャワーは水だし、とにかくフィレンツェ最終日は散々な滞在となりました。

 

正直ひどい…。

前払いで全額支払ってますが、昨夜の宿泊料は一部でも返金してもらいたいです。

電気が一晩中つかなくて、HELPのメールもずっと送ってたのに助けにきてくれなかった。少なくとも説明や謝罪がほしい。

家主と話をしなければ!

 

 朝から「We need to talk  話し合いが必要」と何度もメールを送りました。でも返ってくるのは「電気のことは気にしないで。今日、修理を頼んでるから」のような的外れな内容しか返ってきません。

「チェックアウトまでにここに来てほしい」と伝えてるのに「10時に掃除の人が行くから」と、全く話し合う気はなさそう。

らちがあかないので「昨夜の様子を動画で撮影してます。ちゃんと話し合いに応じないならSNSにアップします」と送ったら「昨夜、人を派遣して修理して電気は復旧しました。同じフラットの宿泊者は大丈夫と言ってますよ」という嘘のメールを送って来ました。

この嘘メールに私は本当に腹が立ちました。

電気一晩中つかなかったし、隣の人も同じだったし!

この人たち、私が今日チェックアウトの日だからフィレツェから出て行くのを待ってる。謝罪する気ない。

 

このままチェックアウトしてフィレンツェを出てしまったらダメだ。

昨晩あれだけHELP!のメールを送ったのに、説明や謝罪もなく嘘もつくなんて、ちょっとひどすぎる。あとでBooking.comに苦情を言うなどで済ませてはいけない。ここで、責任者にちゃんと文句を言わなければ!

 

チェックアウトは10時。それまでに鍵をダイニングテーブルの上に置いて部屋を出る約束です。でも私は返金してくれるまで鍵を返さないことにしました。

私たちは12:17発のitaloイタロを予約していてローマに向かいます。デッドラインは12時。それまでに決着をつける!

 

Cleaning Guy 掃除の男性

10時になると一人の男性が来ました。

掃除を担当する人です。メールでは「cleaning ladyが行く」と言っていたので女性が来ると思ってたのに、若い男性が来ました。

 

初めは掃除道具を持って陽気に入って来ましたが、私が昨夜から電気がつかない、このままチェックアウトできない、と訴えると難しい顔になって電気系統を全部調べてから電話を始めました。

掃除のお兄さんの様子を動画で撮りました。写真が全くないので、ブログに載せてみます。できるだけ顔がわからないように切り取ったんですが…変なBGMがついてしまいました。


Firenze Electrical trouble

どうもこのアパートの家主さんはそれなりの数のアパートを持っていて、会社のような組織を作ってるようです。キャロラインもサラもこの男性も会社のスタッフの一員みたい。

オーナーと話をしなければいけない、と思ったのでその掃除の男性に「会社に連れて行って」と頼みました。とにかく話し合いに応じないなら鍵は返さない、動画もアップします。キャラインもサラもオーナーもここに来ないなら、私たちを会社に連れていって、と。

 

この掃除の男性も「わかったわかった」と言いながらヘラヘラして、なんか誠意なさそう。とりあえず部屋や建物1階のブレーカーを調べながら電話をしてます。

1階のブレーカーのそばで掃除の男性に「早く会社に連れていって!」と私が言ってると、外出していた隣の宿泊者も合流しました。私たち親子、隣のカップル、掃除の男性の5人で建物の玄関でわあわあ〜!と騒ぐ感じになり、道ゆく人が面白そうに足を止めたりしてました。

そこに一人の男性が到着しました。

 

電気修理のおじさん?

さえない風貌の60代くらいのおじさんは、自転車でやって来ました。

到着すると掃除の男性と話をしながらハシゴを使ってブレーカーをチェック始めました。

電気修理の人が到着した?

とりあえずこの修理の人は置いといて、掃除の男性に対して訴え続けました。とにかく返金してくれるまで鍵は返さないから、会社の人が来ないなら早く会社まで案内して!などと言ってるとメールが一通届きました。

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Booking.comを介したメールのやり取りは、私が送信したメッセージは残ってますが、向こうから送られて来たメッセージは今はすべて見れなくなってます。でもこの時届いたメッセージだけは、なぜか今も残ってます。

 

えーっとつまり、今この掃除の男性といるおじさんが、オーナーってこと?

ええっ?素知らぬ顔でブレーカーだけいじってるこのおじさんが?

この人がオーナーか!!

続く…

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朝食はカフェで美味しくいただきました。フィレンツェ最後の朝食です