ビジネスクラスで行く 大人の世界一周 とSFC修行

子育て終えた49歳。体力・気力・知力に自信がないけど、世界一周に出ます

「あいのり」で行ってたカトマンズの遊園地はツッコミどころ満載!

カトマンズまでの長距離バス

MOUNTAIN OVERLAND社のツーリストバスで、ソウラハからカトマンズに向かいました。

1人Rs.800(800円)です。

朝8:00に出発。バスステーションまでSweetHomeのホテルの人が送ってくれました。

 1時間半ほど走って最初の休憩所。味のあるお店ですね〜(╹◡╹)

なんでも売ってて便利。

15分の休憩のあと、次は11:40にランチ休憩です。大きめの食堂のある休憩所に、バスが止まりました。

ランチはビュッフェ形式でした。1人Rs.400 (400円)。

なんの料理か分からないものが多いですが、ネパールの料理はほとんどハズレがないので安心(╹◡╹)

もっと盛りたいけど、一皿に載せないといけないようなので無茶はできない…

町外れのひなびた(?)食堂ですが、どれもめちゃくちゃに美味しい!!

さすがネパール、食べ物にハズレなし!

ごちそうさま(╹◡╹) もっと食べたかった…

その後、途中バスがエンストし、1本道で止まってしまうアクシデントがありました。

ここでバスが動かなかったらどうしようもない!騒然とする車内。

私たちのバスが止まったため、大渋滞が起きてしまいました。

20分後、バスはなんとか動きだしました!よかったよかった(・ω・)ノ

クマリ・ブティックホテル Kumari Boutique Hotel

バスは無事に、カトマンズのタメル地区に16:00に到着しました。そこからタクシーで初日に泊まったクマリブティックホテルに向かいます。ここで2泊してネパールを出国し、次はタイに行きます。タクシー代はRs.300(300円)でした。

クマリホテルはリーズナブルな値段で、とてもちゃんとしてるホテル。

Booking.comで1泊朝食込みで55USドルです(2人分)。初日に泊まった時より少し高くなってます。年末に近いから?

久しぶりにきれいでレベルの高いバスルームでテンション上がります。

部屋についているティーバッグの紅茶がとても美味しくて、購入して帰りました。

1階にあるホテルのレストラン。朝食、昼食、夕食、ティータイムもOKです。

すっかり気に入ってどこでも頼むホットレモンwithハニー。このホテルのレストランではRs.140(140円)でした。奥は、バナナラッシーRs.180(180円)。ラッシーは息子がよく頼みます。

夜には部屋へ持ってきてもらいました。レストランで頼むのと同じ値段です。

ホットレモンとマサラティーRs.80(80円)。最高です!!

朝食ブッフェも美味しくて満足。

朝食ブッフェに置かれてるクッキーが大好き❤️

最後の夜はホテルで食事しました。

ネパールの旅はモモで始まりモモで終わりました。チキンモモRs.300(300円)。

でもモモよりカレーですよ!ネパールはカレーがとにかく美味しい!!

これはフィッシュカレーRs.420(420円)。魚を使った料理はどこで食べてもすごくおいしかったです。バターチャパティはRs.70(70円)。

クマリホテルのベストカレーは、フィッシュカレーだと思います(・ω・)ノ

カトマンズファンパーク Kathmandu Fun Park

「あいのり」でカトマンズの遊園地を訪れてたんですよ。面白そうなので行ってみました。

タメル地区のホテルからは30分ほど歩けば行けます。タクシーに乗ってもRs.300(300円)。

ゲートに、カンフーパンダやプーさんがいます。最初からこれでいいのか?

大人の入場料はRs.60(60円)です。

チケットとコインをもらいました。このコインは1回乗り物に乗れたりするのかな?(╹◡╹)

…と思ってたのに、コインは入場ゲートで回収されました。なんのコイン!?

お得なパッケージになってる乗り物チケットを購入しました。このAチケットで7つの乗り物に乗れるはず(╹◡╹)

…なのに、乗れなかった!どういうこと??結局払い戻してもらいました。

ちゃんと窓口で購入したのに。

遊園地のスタッフはネパールの言葉しか話さないので、意思疎通がむずかしい…(。・ω・。)

これは、あかんでしょー

日本の2大スターが…

これも、どうなん…?

ちなみにネパールにはバスキンロビンス以外のファストフード系のお店はないと思います。

ゴーカートの次に日本でいうバイキングに乗ったら、死にそうになりました。

ファンパークではこの乗り物は「Columbiaコロンビア」と言います。せっかくなので一番後ろに乗ってみたんですが…

同じ一番後ろの座席にいた若者2人連れは、ずっと立ってました!!!いいのか!?

途中までは普通のバイキングですが、日本のと違って最後、止めてくれなかった…!!

つまりブンブン揺れてる状態が自然に止まるまで、ほぼ放置されてた。長時間の揺れ状態。

「早く止めて…!!」私は吐く寸前!!!(>人<;)

やっと止まって降りるとき、もはやまともに歩けなくなってました。

気持ち悪くて立ち上がれない私は、ずっとこのベンチで横になることに…

思い出しただけで気持ち悪い…ゲーッ…

息子は超スピードで回る観覧車に1人で乗りに行きました。

全てのゴンドラに人が乗るまで高速回転を始めないので、めちゃめちゃ時間かかります。はじめの方に乗ってしまうと30分くらい待たされます。

ウワサ通り危ない乗り物でした。でも、私も乗りたかったな( ; ; )

いや、これに乗りに来たんだよ!「あいのり」で乗ってて面白そうだったから。

先にバイキングに乗らなければ…

こういう乗り物も、本当に回転が早い!コワイ!

アトラクションは大体1回Rs.70(70円)です。

遊園地らしくアイスクリームも売っています。

ダブルでRs.60(60円)。息子は元気だなあ。

トイレはもう少し頑張りましょう(╹◡╹)

こういうアトラクションもあります。カンペキにあかんやつやん。

このジュラシックパークに一応入ってみたんですが、入らなくてもよかったかなあ。歩いて展示されてる恐竜を見るだけです。1人Rs.60(60円)。

園内はけっこう広いです。元気だったらもっと色々乗りたかったんですが…私がゲーゲロゲロだったので…

カトマンズに訪れたら、FunParkに足を運んでみてください。日本の遊園地とは一味違って楽しめるかも。でもColumbiamは最後に乗った方がいいと思います。

クセになる中華料理屋さん

夕食になんとなく入ったら、なかなか味のあるお店でした。

半戸外のようなお店です。

メニューを見てたら突然停電に。ネパールあるあるです。

お店の人が、各テーブルにロウソクを持ってきます。でもすぐに復旧しました。

油波刀削面Rs.290(290円)。すごく美味しい!!麺ではなく面なんですね。

翌日も通ってまた注文しました(╹◡╹)

串料理をいろいろ頼みました。羊肉くしは1本Rs.100(100円)です。美味しい!

このお店も店内に犬がウロウロしてます。これもネパールあるある。

私たちのテーブルで、お行儀よく待ってます。鶏肉の骨をあげました。

私は犬派なのでウェルカムですが、犬嫌いの人はネパールは厳しいと思います。

さよならネパール

ネパールに来て、こういう国なのか、といろいろ知りました。

電線がこんなんだったり。

どこにでも犬がいたり(首輪つけてる犬は見ませんでした)

牛乳が欲しくてコンビニ探してて「セブンイレブンだ!」と駆け寄ったらエベレスト・イレブンEVEREST ELEVENだったり(牛乳はありませんでした)。

たぶんコンビニは、ネパールにはない…

車やバイクの運転は危なくて、歩行者は相当気をつけないといけないし、お札はなぜかクシャクシャだし、料理が出てくるまですごく時間かかるし、トイレも紙がなかったりするけど

私は、初めて訪れたネパールを大好きになりました。

ネパールのことが頭から離れない。ネパールのことが忘れられない。まるで恋をしたみたい。

アンナプルナのトレッキング、ウーさんやナビィさん、ポカラの町、親切にしてくれた人たち、ソウラハの素朴な生活、動物がふつうに町を歩いてる風景、何を食べてもおいしい食事、超絶おいしいカレー、レモンジンジャーやマサラティー

大好きネパール!

ネパール出国後、バンコクに行きました。

バンコクの街並みの、ものすごいネオンを見て、ネパールにはビルもネオンもなかったことに気づきました。

バンコクで最初に入ったお店でハニーレモンのジュースとシーフードヌードルを注文しました。ネパールと違ってすぐに料理が運ばれました。

モンジュースを一口飲んで、私はブッと吐いてしまいました。

薬くさい…。シーフードヌードルも薬の味がしました。

ネパールの料理は、いつも出てくるまで時間がかかったけど、とても美味しくて温かかった。

ネパールを出てから、改めてネパールの良さが分かります。もう、あんなカレー食べれないんだろうな…

バンコクはタイの言葉でクルンテープ「天使の都」と言います。

「違うよ、本当の天使の都はネパールだよ」と、私は強く思ったのでした。

ソウラハの村には、サイが町の中にひそんでいる!

チトワン国立公園

ソウラハ2日目、ついにチトワン国立公園を訪れました。

Sweet Homeでエレファントライドとカヌー&ジャングル散策のツアーをお願いしました。

エレファントライド1時間Rs.2,500(2500円)。送迎込みですが高いです。1人の値段です。

しかも2人でゾウに乗れるのかと思ったら、4~5人で相乗りします。

さらに国立公園の入場料として別途1人Rs.2000(2000円)必要です。高い!

ジャングルの中にはクジャクがいたり、

サイガいたりします。サイはあちこちにいましたが、いつもお尻しか見えません。

川の中にもザバザバ入ります。

鼻から水をブシュー!と出します。おお〜!

ちょっと渋滞気味。乗ってる方は、ほとんどが中国の方です(╹◡╹)

象使いの人が、ジャングルの途中で突然トイレに行ってしまった。放置される私たち…

ゾウの頭にはこうやって登るんです!耳をつかんで鼻の上を登る…!( ゚д゚)

川は2カ所ありました。川を渡るのは楽しいです(・ω・)ノ

楽しい1時間のライド体験でした。

一旦宿に戻ってランチを食べます。

Sweet Homeの方が、ジープで送迎してくれます。

Sweet Homeの食事は何を頼んでもおいしいので、選ぶのが楽しいです。

今日のランチには、まずVeg.Thali SET Rs.465(465円)。ヨーグルトがおいしい!日本人に合う合う!

エジプトヨーグルトはクセがあったけど、ネパールのヨーグルトは、どこで食べてもおいしいです。ほんのりとした甘みがあって、やさしい味のヨーグルト(*´꒳`*)

そしてPotato Pea Tomato Curry Rs.345(345円)とBuff MOMO Rs.300(300円)。

バフモモは2皿頼みました(・ω・)ノ美味しい!!

さて昼食後は、カヌー&ジャングル散策です。1人Rs.2,900(2900円)。

カヌーは2人で乗れましたが、それにしても高い(>人<;)ネパールの物価を考えたらべらぼうです。ちなみにガイドさんにガイド料を別途Rs.800渡します。

カヌーが原始的でちょっとびっくりしました。

写真の男性がガイドの方です。

カヌーの中で小さな椅子に座ります。

あっちこっちにワニがいます(・ω・)ノ

ワニがいます。

ワニがいます…なんか飽きてきました。

ワニは飽きてきますが、カヌーに揺られて川を進むのは、とても気持ち良かったです

カヌーは20分くらいで降り、次はジャングルの中を歩きます。

動物に出会えるらしいんですが、今日はさっぱり出会えません。

エレファントライドの時から気になってました。これは、なに?

ジャングル中にたくさんあります。

なんと、アリの巣だそうです!2メートルの高さになるものもあるそうです∑(゚Д゚)

ジャングルトレッキングの最後は、エレファントセンターの見学です。

子どものゾウがたくさんいました。

ジープで宿に戻ってきました。お世話になりました!

ジープの後ろはオープンになってて、道中なかなか気持ち良かったです(╹◡╹)

ソウハラ村のクリスマスイブ

少し部屋で休んでから、今日も自転車を借りて村の中を走り回ります(╹◡╹)

村ののどかな風景は、いくら眺めていても飽きません…

みんな井戸水で洗濯をしてます。洗濯の行程を最初から最後まで見てしまいました。

そういえば、トレッキングの時も洗濯の風景が印象的でした…

本当に、村の風景が大好きです。癒される…

今日も道を歩くゾウと遭遇しました(╹◡╹)

ところで今日は12月24日クリスマスイブ。

せっかくなので、川沿いにあるオープンレストランで夕食を取ることにしました。

ちなみにネパールはほとんどの人がヒンドゥー教なので、クリスマスツリーは目にしませんでした。

レストランの名前が「ネイチャービュー」というように、チトワン国立公園を眺めることができるお店です。

でも夜になると、暗くて何も見えません(>人<;)

奥に川が流れていて川を眺めながら食事できるようになってますが、もはや何も見えません。

高いかな?と心配しましたが、クリスマスイブだし、せっかくだし…

息子はよくバナナラッシーを頼みます。ここは少し高めでRs.250(250円)。

このレストランの売りのBBQを頼みましたが、量が思ったより少なかったです。

Buff Plate Rs.600(600 円) Duck Plate680(680円)

真っ暗なので各テーブルにランプが置かれますが、かなり手作り感ありますね。

犬の王国なので、レストラン内でも犬ちゃんがウロチョロしています。

私は犬派なのでウェルカムです。

レストランからの帰り道、人が集まって騒いでるので何かな?と、のぞいてみると…

サイです!サイがいます!

思わず写真撮影しました。

思わず触ってみました。硬かったです。ちょっと怖かった…

人だかりができてたので、サイが町にいるのは珍しいことのようです。

地元の人たちも私たちのように、写真を撮ったり触ったりしてました。

自転車でSweet Homeに戻ると、火を焚いていたのであたりました。

火って、いいですよね。炎を見てると癒されます。

Sweet Homeに2泊しましたが、泊まっていたのは私たち親子だけでした。

中心部から少し離れてるせいかもしれませんが(自転車で走れば5~6分の距離ですが)、周りに何もありません。でも、それがなんだか良かったです。

自転車を借りれたのも良かったけど、毎日火を囲んでくつろげたのも素敵な思い出になります。ちなみに家族経営のSweet Home ですが、「お母さん」の「息子さん」は日本に留学していたので日本語ペラペラです。

毎日おいしい食事を、のんびりといただけて最高でした。ありがとうございました!

明日はカトマンズに戻ります。

チトワン国立公園のソウラハ村では、ゾウが町を歩いてる

バスでポカラからソウラハ村へ

長距離バスは、出発時間がとても早い。

ポカラ発ソウラハ行きのバスも朝6:30に集合と言われてました。

Bikashさんに「朝食を食べれ時間ないですよね?」と話したら、バスターミナルまでホテルのジープで送ってくれることになりました。バスのチケット、ホテルではなく町中のツアー会社で買ったのに…すみません(;ω;)

ホテルのジープは立派でした!

ジープで送ってもらえたおかげで、朝食も食べることができました。

ホテル・ミドルパスには、最初から最後まで本当にお世話になりました(*´꒳`*)

ソウラハまでMOUNTAIN OVERLAND というバス会社のツーリストバスで向かいます。

1人Rs.700(700円)。

カトマンズからポカラに行くときに乗ったGREEN LINEよりかなりリーズナブルなせいか(25USドルしました)、GREEN LINEより座席が狭いしリクライニングできません。

でも乗り心地は悪くなかったです(╹◡╹)

GREEN LINEと同じく、大きなペットボトルの水を1人一本もらえます。

7時に出発したバスは9時に休憩所に入りました。

ここのトイレで〜す

朝食を食べてない人は、ここで食べることができます。

カプチーノなどの飲み物も豊富です。

バスの休憩所は、たいてい美味しそうなコーヒーショップがあるんですよね。カプチーノとか飲みたいけど、トイレが気になって手を出せない…(>人<;)

9:30に休憩所を出発したバスは12:00に到着しました。

ポカラからソウラハまで6時間かかると言われてましたが、5時間で着きました(・ω・)ノ

ソウラハ村のバスターミナルから、宿までこの乗り物で連れて行ってもらいます。

ソウラハの宿 Sweet Home

Booking.comで予約しました。。2人で2泊で38USドル。朝食は付いてません。

食事がおいしい、との口コミがあったので決めました(╹◡╹)

部屋はこんな感じです。

これは、なんだろう…?息子が言うには「蚊帳」だそうです。

電気ポットがあるのは便利です(╹◡╹)

ベランダは、ちょっと出にくいかな〜

鍵は南京錠です

ホテルでまず昼食をいただきました。眺めのいい屋上がレストランになっています。

手前がVeg.Noodle Rs.300(300円)、奥がBuff MOMO Rs.300(300円)。

あとバナナラッシーRs.195も頼みました。どれも美味しかったです!

Buff バフって何だろう…って思ってたらバッファローらしいです。このバッファローのモモがお肉がしっかりしてておいしくておいしくて、ほぼ毎食いただきました!

ソウラハの町を自転車で冒険!

Sweet Homeでは自転車を1回Rs.200(200円)で借りることができます。

自転車でソウラハの町を走ることにしました。

しゅっぱ〜つ!楽しい〜♫

ここは中心部です。お店やホテルがたくさん並んでる通りです。馬車が走ってますね。

15分ほど走ってると、大きな川に出ます。

この川の向こうがチトワン国立公園です。明日行きます。

Sweet Homeから中心街と反対方向へ行くと、のどかな風景が広がります。

鶏も、よく分からない鳥も自由に走り回ってます。柵などありません。

ヤギも自由に歩いてます。

なんか、いいなあ…。

村の風景は、いつまで見ていても飽きません…

って、ゾウやん!ふつうに道を歩いてる!

こっちでも歩いてる!!この村おもしろすぎる!!

ゾウの寝床でしょうか?

日が暮れるまで、親子で自転車で村を走り回り、お腹ペコペコになりました。

夕食で頼んだChicken Kashmiri Rs.480(480円)。

びっくりするくらい美味しかったです∑(゚Д゚)

手前はBuff MOMO、奥はPaneer Butter Masala Rs.495(495円)。

どれもおいしいです!Buff MOMOは2皿頼みました!口コミ通り、食事がおいしい!

ところで、この宿には焚き火をする場所があります。

いつもこの場所に「お母さん」がいます。

火を囲んで、家族で過ごしています。

私たちも一緒に火にあたりました。それは、すてきな時間でした。

ネパールは犬の王国

最初にカトマンズに泊まったときから思ってました。

犬、多くない?

町のあっちでもこっちでも、大きな犬がウロウロしています。たいてい首輪はありません。

この子はSweet Homeの犬です(*´꒳`*)

ヒマラヤトレッキングを終えて。美味しくてかわいいポカラの町

みんなとの別れ

ポカラの町に入り、ジープは先に私と息子のホテルに着きました。私たちとナビィさんがジープから降ります。

ウーさんたちとも、とうとうお別れです。

ウーさんたちに会えたから「トレッキングに行ってよかった」と思えたくらい、私たち親子はこの出会いに感謝しました。

ウーさんカップルは2人とも30歳。年が近かったり同じような新婚カップルだったら話しやすいかと思うけど、年齢やいろんなことが異なる私たちにウーさんは積極的に話しかけてくれ、親切にしてくれました。

頭もキレて行動力もあって、とにかく感心しました。ウーさんのような男性を紳士というのだと思う。ウエディングドレスを持ってヒマラヤトレッキングに行くのも本当にステキ!

別れる時、ありがとう、と心を込めて言ったけど、全然こんな言葉では伝えきれない。

「本当のありがとうは『ありがとう』じゃ足りないんだ(BUMP OF CHICKEN)」の曲が頭に流れました。

ウーさんのこと、ずっと忘れません。゚(゚´ω`゚)゚。

ホテル ミドルパス&スパの中庭

ポカラでは「Middle Path &Spa 」に、またお世話になります。

ナビィさんと一緒にロビーに入ると、温かいお茶でもてなしてもらえました。

やっぱり山の上の宿とは違う!ホテルっていいなあヽ(´▽`)/

ホテル ミドルパス&スパのロビー

ほんのり甘いお茶。美味しいです!

トレッキングの準備でお世話になったBikashさんに「ナビィはどうでしたか?」と聞かれて、「とてもいい仕事をしてくれました。」と、褒めちぎりました。

ナビィさんとはケンカもしたし、他にも色々思うこともありましたが、4日間のトレッキングを無事に終えられたのはナビィさんのおかげ。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

初日のゴレパニの宿で、ストーブにあたりながらナビィさんの家族の写真を何十枚も見せてもらいました。キレイな奥さん、かわいい娘さんと息子さん、5人もいる姉妹やナビィさんのお母さんまで…家族を大切にしてるんだなあ、と思いました。

ナビィさんは、ホテルを通して頼んで1日Rs.1900(1900円)の料金です。さらにポーターさんやガイドさんにはチップを渡す習慣があります。

1日につきRs.200〜300(200〜300円)がポーターさんへの最低ラインらしい。地球の歩き方によると…。ガイドさんの場合だとRs.400〜500(400~500円)と少し高めに。

私はナビィさんに1日Rs.500(500円)を払おうと思ってました。

でもちょっと色々あったので、結局Rs.1500をナビィさんに渡すことにしました。本当は4日分Rs.2,000を渡す予定だったので、少ないかなあ、と少し心配しながら…

チップです、とナビィさんにRs.1500を渡すと、ナビィさんは私が驚くほど大喜びして上機嫌になりました。ええッ、そんなに喜ぶ!?

いろいろあったから私がチップを渡さないと思ってたのかな?

渡したのは1500円。そんなに喜ばれると、逆に申し訳ない気持ちになりました。

トレッキングのポーターさんとガイドさん

ヒマラヤトレッキングをするにあたっては、現地のガイドさんとポーターさんがサポートしてくれます。ガイドさんとポーターさんでは、ガイドさんの方が料金が高いです。

私は、道はなんとか分かるかな、と考えてポーターさんだけ頼みました。

でも、想像以上にポーターさんはいろんなことをしてくれるんです!驚きました。

ポーターの仕事は荷物を運ぶことでガイドの仕事は道案内をする、と考えていた私は、ナビィさんが初日の夜に「明日の朝5時に食堂に集合な」と言ったときビックリしました。

来てくれるの?

早朝のプーンヒルトレッキングは宿に荷物を残したまま行くので、ナビィさんは一緒には来ないと思ってました。荷物を運ばないのに道案内してくれるんだ(。・ω・。)

道案内だけでなく、山の説明をしてくれたりトレッキングについてアドバイスくれたり、ガンドルンの村でも博物館に案内してくれたり…いやもう、ガイドさんですよね!

ポーターはガイドより安い値段で頼めるのに、ガイドさんの仕事もしてくれるならガイドさんいらないのでは???

よく分からないです〜(@_@)

ウーさんのポーターさんが背負ってた荷物。ウエディングドレスやカメラの三脚も背負っています。

ポーターさんの人柄も千差万別。ナビィさんはおしゃべりでしたが、ウーさんのポーターさんは寡黙でした。そして自分の仕事に誇りを持ちとてもしっかりしていました。

タダパニでの夜に、ウーさんのポーターさんにルート変更のことを相談した際、すごくしっかりしてたのでカッコイイ〜と思いましたΣ(-᷅_-᷄๑)

ナビィさんに初日に家族の写真をたくさん見せてもらったせいか、常にナビィさんの後ろにはご家族の姿が見えてました、私には。

日本に帰ってからもナビィさんのことを思い出します。家族と幸せに暮らしてますように…

ポカラの町のおいしいもの

おいしい町でした!何を食べてもオイシイ…(๑>◡<๑)

カレーが美味しすぎて3日通ったインド料理店があります。

SAMRATというホテルから歩いて5分くらいの場所にあるインド料理レストラン。

ポカラに到着した日の夜(トレッキングに出発する前夜)に訪れました。

ベジタブルカレーRs.180。すごく美味しい!やっぱりスパイスが違うから!?

180円は安すぎると思いました。

初めて行った時は、野菜のChowmienRs.200(200円)を頼んでしまいました。

チャウメンもおいしいけどカレーの美味しさがスゴすぎるから、この店でチャウメン頼むの間違ってます。

そして右のPalak Paneer Rs.350(350円)の美味しすぎること…∑(゚Д゚)

いわゆるほうれん草カレーですが、自分が知ってるほうれん草カレーの味と全然違って、目がパチクリ!するくらい深い味わいのカレーでした。激ウマ!

チーズナンはRs.200。おいしいけどベジタブルカレーより高い(。・ω・。)

2回目は山から下りて来た日の夜に行きました。

Palak Paneer 、ベジタブルカレー、ナン(プレーンばナンはRs.60)。

ほかバナナラッシー(180円)も頼みました。

本当にカレーが美味しい!!

ところで、この日はちょっとした事件が…

商店でワインを1本買った後にここSAMRATで食事をしました。そして私はワインを忘れて店を出てしまったんです。

大通りをタラタラ歩いていると、お店のマネージャーがワインを持って追いかけて来ました。

もうけっこうお店から距離があったし大通りも左右に分かれてるのでビックリしました。けっこう探してくれたのでは?

申し訳なくて…ペコペコお辞儀しながらありがとうございます、しか言えませんでしたが、胸が熱くありました。わざわざ追いかけてくれるなんて…

そして、翌日もSAMRATへ。

Palak Paneerに奥の左はButter Dal Fried Rs.220(220円)というカレー。

ナンやバナナラッシーに加えて、ちょっと値段の張るタンドリーチキンも頼みました。

ハーフサイズでRs.600(600円)もするので頼まないようにしてましたが、昨日のワインのお礼にちょっと高い料理を頼もうと思いました(╹◡╹)

ウーさんのポーターさんが、ガンドルンからの帰り道でネパールの女性がワイン作りをしてるのを見せてくれました。ネパール産のワインがあるのか!

で、買ってみました。雑貨屋さんで買ったネパール産の赤ワインRs.545(545円)。

ちょっと甘すぎかな(・ω・)ノ

ガンドルンの村に「ジャーマンベーカリー」がありましたがポカラの町にもあります。

同じ店名ですが、全然違います。おいしいので、このお店も2回行きました。

いろいろ買いましたが、一番はアップルパイRs.140(140円)でしょうか。ヨーロッパ風のタルトのようなしっかりしたアップルパイです。

中華料理も食べに行きました。

ワンタンスープRs.400(400円)。Mサイズですが量が多いです。

チキンのお粥Rs.210(210円)。量が多いのに2つも頼んでしまいました。

奮発して頼んだ鶏肉の蒸し物。ハーフサイズでRs.1300(1300円)。

このお店の看板料理で、とても美味しかったです(╹◡╹)

ホテル ミドルパスの朝食

ホテルのレストラン

ホテルは口コミでを見て決めましたが、朝食がおいしいホテルを選びました。

期待は裏切られませんでした(╹◡╹)

フルーツと、奥はチーズです。ヤクのチーズがあって嬉しい♫

町中で見て買おうか悩んだので。

いろいろ取りましたが、どれもおいしい!

朝食でおいしいカプチーノを淹れてもらえます。

ネパールでこんなにおいしいカプチーノを飲めるなんて…。飲み干したら「お代わりいかがですか?」と声をかけてくれます。でもなぜか、ハートのカプチーノはいつも息子の前に置かれる…

こんなステキな朝食がついていて1泊3,600円くらい。2人分ですよ!

かわいい町ポカラ

ポカラの町はこの湖が憩いの場所になっています。湖の周りにはお店がいっぱいあります。

船に乗って、湖の真ん中にある島に連れて行ってくれます。

ネパールのお店では、重さを量るのに天秤を使っています。

個人的には天秤を使うなんてキュートでかわいい!なんて思ってしまいます。

ワインを買ったお店では、ヤクのチーズを売っていました。天秤で量ります。

天秤の片方にスニッカーズが置かれていて、スニッカーズで重さを見るんだ、カワイイ〜(*´꒳`*)とウキウキしました。

ポカラの街角にはたくさんのお土産屋さんがあります。

なんか藤子・F・不二雄さんのキャラクターに似てるような…

親子で行くヒマラヤトレッキングDay 4 ガンドルンからポカラへ

山での最後の朝食はClub Sandwitchクラブサンドイッチ400Rs.(400円)とEgg.Veg.Fried noodleエッグベジタブルフライドヌードル450Rs.(450円)

そしてレモンジンジャーハニー100Rs.(100円)。本当に美味しい!!ショウガたっぷり!

8:10に宿を出発して30分ほどはバスやジープが走る道を歩きました。

LANDRUKランドルクとBIRETHANTIビレタンティの標識のある場所から、細い山道に入ります。ビレンタンティの方へ向かいます。

先頭はナビィさん、次がウーさんカップル、そして私たち親子しんがりはウーさんのポーターさんです。

山道に入って10分ほどで吊り橋に出ました。歩くの楽しい〜♫

吊り橋を通って5分ほどでジープの道路へ。動物たちがウロウロしてます。

けっこういろんな種類の動物がすれ違います。

Kimcheキムチェという場所から、また山道に入ります

9:10 、お土産をいろいろ売ってる休憩所に着きました。

ヤクのショール。薄いものは700Rs.(700円)、厚いものは2500Rs.(2500円)。

アクセサリーも売っていました。10分ほどお土産を見て、再び出発。

歩くのがとても楽しい。気持ちいい(*´꒳`*)

先ほどのお土産屋さんから15分ほどで、また別のお土産屋さんがあります。

ここは面白いものがいろいろあって、盛り上がります。

ナビィさんが聖音宝具?を鳴らします。

スゴイ!!深い深い音が響きます!!∑(゚Д゚)クオーーーーーーン

ネパールの山岳民族の帽子ネパーリ・トピをかぶらされる息子

本当に眺めが良くて気持ちのいい道です。4日間で一番良かったルートです。

トレッカーのために、ゴミ箱がちょこちょこ置かれています。

この辺りから民家が多くて、かわいい子供たちに会えました(〃ω〃)

「チョッコレイトゥ、チョッコレイトゥ」と言うのでみんなリュックからお菓子を取り出して渡します。

土曜日なので学校がないから、子供たちが家にいるのかな?

子供たちと遭遇するたびに「チョッコレイトゥ!チョッコレイトゥ!」と声がかかるので、均等にお菓子が渡るように考えて渡します。もっとチョコレートを持ってきてればよかった(>人<;)

Birethantiビレタンティ経由でNayapulナヤプルへ向けて、どんどん下ります。

下り道も膝に悪いかもしれませんが、私は下りは大丈夫(╹◡╹)上りは全然ダメだけど。

黒い子ヤギたちが、ミーミーミーミーないて走ってる!かわいすぎる…子ヤギも子供達も…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

なんだこのルートは!スイートロードと名付けさせてもらおう!

10:40にShauli Bazaarシャウリバザールに到着。

各国の国旗の看板が…

ウーさんがこれを見て、日本と中国が一緒に並んでるね、って。

私はウーさんカップルに出会って、すっかり中国の方が好きになりました(*´ω`*)

ジープ道に出ました。ジープだけでなくバスも走ります。

この辺りだと、半袖で歩けます(╹◡╹)

12:00ビレタンティに到着。ゴールはもうすぐ。ここでランチをとります。

息子はガンドルンからハマってるフライドポテトを注文。Finger Chipsというようです。390Rs.(390円)。

私はダルバードを注文しました。450Rs.(450円)。美味しいです!!そしてダルバードは、おかわり自由のシステムなのでカレーも野菜もご飯も3回おかわりしました(ポテトだけでは足りなかった息子が食べました…)。

おかわりをお願いすると、お店の人がテーブルまで来て足してくれます。

昼食後、ゴールのナヤプルまで歩きます。吊り橋もありますが

民家の間や街中を歩きます。30分ほどでナヤプルに到着。

ここでナビィさんがジープを見つけて来ました。ナヤプルからポカラのホテルまでおよそ1時間半でジープ一台4000Rs.。これを私たちとウーさんたちで2000Rs.ずつでシェアをしたらどうか、と言われて、その話に乗ることにしました。

ウーさんは最初、バスでポカラまで帰ると言ってたんですが。

最後にみんなでジープの中で記念撮影!

一番後ろの右端の少年は「だれ?」という感じでしたが、ドライバーの弟さんが一緒に乗ってたようです。ポカラに入ってすぐに降車しました(。・ω・。)

親子で行くヒマラヤ トレッキング Day3 ガンドルン

Tadapaniタダパニ から Ghandrungガンドルンへ

ゴレパニほどではありませんが、タダパニ も雪があります。なので、今日も靴の上からくつ下を履いて出発します。

朝食後、私たち親子(日本)ウーさんカップル(中国)ポーターさん2人(ネパール)の6人でガンドルンに向けて出発しました。8:00スタートです。

ちなみに宿の朝ごはんはSOUP &BREAD スープとパン500Rs.(500円)とVEG.FRIED NOODLEベジタブルフライドヌードル400Rs.(400円)。スープとパンは、ネパールで食べた食事で一番イマイチでした…

向かいに座ってる男性は、1人でトレッキングに来てる中国人の若者です。

MASARA TEAマサラティ150Rs.(150円)、GINJER LEMON TEAジンジャーレモンティ130Rs.(130円)。

タダパニ を出発して40分ほど歩くとBhaisil Kharkaバイシルカルカという場所に着きました。

ここで少し休憩します。

ナビィさんが、靴の上から履いてるくつ下をここで脱ぐように言いました。言われた通り脱いで、この休憩所のゴミ箱に捨てました。お世話になりました。ありがとう、くつ下(╹◡╹)

この休憩所のトイレは水洗トイレ!すごい!何も買わないのにゴミを捨てたりトイレを使わせてもらったり…(マサラティ飲むとトイレが近い)

フアンさんがここで売っていたパシュミナ?を購入しました。素敵な柄がいろいろあります(╹◡╹)

9:00にバイシルカルカを出発。ここから先は、もう雪は無いようです。

ここから40分ほど、爽やかで楽しい山道を歩きました。

猿の家族が木をワッサワッサと揺らしてきたりします。山の道には牛や馬など歩いてましたが、おサルは初めてです(・ω・)ノ

9:40くらいに、眺めのいい広場に出ました。

山が美しい…!ここでも少し休憩です。

この広場に出るとNcellのWiFiが届いていて、スマホがピコンピコン鳴りました。

休憩してると、私たちと逆ルートで登ってきているインド人のトレッカーの方が話しかけてきました。

彼らはどんどん話しかけてきて、なぜか写真まで撮ることに…フレンドリーなインドの方達でした。京都の都市と姉妹都市の町から来た!と言ってました。

ここから15分歩いて次の休憩所です。ここはもうガンドルクなのでしょうか。

看板にGHANDRUKガンドルクの文字が…

休憩所で6人で写真を撮りました。

一番右はナビィさん、一番左はウーさんたちのポーターさん。

休憩の度にウーさんたちは、私たちにおやつをくれます。

それは不思議な中国のお菓子だったり、中華風味付けのビーフジャーキーだったり、小さいソーセージもいただいたりしました。

ウーさんはいろんなものを持ってきていて、ご飯のお供のような瓶詰めの辛いタレも、食事の際に味見させてもらったりしました。

この休憩所を10:30に出発したら11:00にはガンドルクに到着しました。

昨日は早朝にプーンヒルを往復し(2時間弱)、ゴレパニ からタダパニ の大変な雪道を5時間くらい歩きましたが、今日はとても楽な行程。

ガンドルンの宿でナビィさんと仲直り

ガンドルンの宿は「OLD VILLAGE GUEST HOUSE」。

可愛らしい感じですが、部屋に暖房がないのは同じ。ここは食堂にもストーブがなくて寒かったです。昨日シャワーを浴びれなかったのでシャワー、トイレ付きの部屋にしました。600Rs.です。シャワーは水しか出なかったので、髪の毛を洗った後しばらくガチガチ震えが止まりません…

はじめにナビィさんが部屋を案内してくれました。ベッドの説明で「ブランケット…」と言いかけ、その時、私とナビィさんとの間にピリリと緊張感が走りました。

お互い、ハッと目と目を合わせて「昨日はごめんなさい」と同時に言いました。

素知らぬふりでトレッキングしてましたが、やっぱり2人ともモヤモヤを抱えていました。

同時に謝れて良かった(*´꒳`*)

OLD VILLAGE GUEST HOUSE の食堂です。ランチをここでいただきます。

飲み物はレモンジンジャー100Rs.(100円)とフレッシュレモンジュース90Rs.(90円)

レモンジンジャーはどこの宿でも提供されてますが、美味しくて大好き!

生姜がたっぷり入ってます。ハチミツもいい味!ホットです。

息子の頼んだチーズモモ400Rs.(400円)

私の頼んだチーズ&トマトサンドイッチ420Rs.(420円)。付け合わせのフライドポテトが超!超!美味しくて息子がほとんど食べてしまった。このポテトは夕食時に悲劇を生みました。

German Bakery ジャーマンベーカリー

ガンドルンにはジャーマンベーカリーというパン屋さんがあるので、ランチの後覗いて見ました。

店内に入ると食事のテーブルや椅子がありますが、誰もいません。

声をかけるとパンが欲しいというと奥から男性が出てきてました。「パンを買いたい」というと奥の厨房に連れて行かれました。

この隅にパンが並べられてました。

かぶせてあった布をめくると3種類のパンがありました。1種類ずつ買いました。

パンはどれも1つ120Rs.(120円)。

気持ちのいい外でパンをいただきます。飲み物も注文しました。

サラティ100Rs.を頼んだら星座のカップに入ってきました。息子は自分の星座のカップだったので喜んでました。プチハッピー♫

パンの味は…今ひとつでした。古かったようでパサついてました( ; ; )

ウーさんカップルのウエディング写真

2人はいつ写真撮影をするんだろう…

私は気になってましたが、そっと2人にしていた方がいいと思って息子とジャーマンベーカリーに出かけました。写真撮影の終わりくらいに2人の姿が見れたらなあと思って宿に戻りましたが、撮影終わってました(>人<;)思ったよりスピーディ!

ドレス姿のフアンさんを見たかった私は大ショック!

撮影した写真を見せてもらいました。

写真を写真撮影させてもらいました。本当に素敵な2人(〃ω〃)

OLD VILLAGE GUEST HOUSEは敷地も広く中庭?もあります。

のどかな感じがいいです〜

テーブルにいる2人はポーターさん2人組です(╹◡╹)

Ghundrung Museum ガンドルンの博物館

ガンドルンのミュージアムに案内する!とナビィさんが言うのでみんなで(6人)で訪れることになりました。村の中を15分ほど歩いて着きました。

入場料は1人75Rs.(75円)です。中に入ると昔この地域で使われていた道具などが展示されています。ナビィさんがひとつひとつ説明してくれました。

全ての展示物に手書きの文字とイラストで説明があります(╹◡╹)

外では民族衣装?を着た女性たちがいました。

村の中は階段が多いです。

山での最後の夕食

レモンジンジャーが美味しすぎて、夕食でも注文しました。

左はVeg.spring roll春巻き400Rs.(400円)。右はVeg.soup野菜スープRs.210(210円)。

ほか、チキンモモ500Rs.(500円)も2皿頼みました。モリモリ食べます。

何を食べてもおいしいネパールの料理ですが、このThukpaトゥクパ(400Rs.)というスープ麺はイマイチでした。麺がのびのびだし、スープの味も…

ネパールにはお箸がありません。汁麺もフォークでいただきます。

ランチで食べたフライドポテトが美味しかったので、息子はメニューに載ってた「Fried Potato」」350Rs.を注文しました。すると出てきたのは…

これ、これは…芋の煮っころがしでは??

なんとウーさんも同じものを注文していて「これは、フライドポテトではない!」と怒ってます。厨房の方に確認に行きましたが、この料理が「Fried Potato」だそうです。

じゃあサンドイッチや春巻きの付け合せについてるポテトの料理名は何!?(・_・;?

明日、山を下りてポカラの町まで戻ります。無事に、ここまで来れました!

親子で行くヒマラヤトレッキング Day2 タダパニ激情の夜

タダパニ の宿

朝9:30にゴレパニを出発し、15:20タダパニ に到着。

やった…着いた…今日の日程をコンプリートできた…!

昨日の夜、もう下山するしかないと思っていたので、ここまで来ることができて感激(;ω;)

ゴレパニへ着いてすぐに、ナビィさんが「今日はここに泊まる」と、宿の手続きを始めました。ここ一択?私たちに選択の余地はないのか?

タダパニ のことも山のルールも分からないので、ナビィさんに従います。

でも、ここ…大丈夫?昨日の宿と雰囲気だいぶ違うけど…

まずナビィさんに「シャワーはホットウォーター?」と聞きました。

ナビィさんは渋い顔になって、「シャワーは浴びないほうがいい…。シャワールームがすごく寒くて、たぶんキツイ」

わあ…そうなんだ…。もしかしてお湯が出ないのかな…

部屋を見せてもらうと、またきつかった。

私たちの部屋は2階の4番。ウーさんたちは隣の部屋です。

わあ、なんとも言えない鍵。南京錠がついてます。

なんか監獄のような寒々しい部屋…。昨日と同じく暖房器具はないけど、今日の部屋の方が寒く感じる…。ルームチャージ700ルピー(700円)で昨日のホテルより高い。WiFiはひとり100ルピー(100円)。バッテリーチャージ100ルピー。部屋に電源は無いので、充電は食堂でします。

山の宿はWiFi代が別料金でかかりますが、WiFiを使うためには宿の主人にスマホを渡して、パスワードなどをすべて入力してもらいます。パスワードがわからないので、WiFiを使うには1人ずつスマホを宿の主人に渡し、それぞれWiFi代を払わないといけません。 

ウーさんが私に「WiFiもうやった?」と聞いて来ました。

まだ、というと「やってあげる」と言って私のスマホを操作します。

ウーさんは「Chinese can share WiFi」と言って、謎のアプリを使って私のスマホWiFi使えるようにしてくれました。なに、このアプリ??どうなってるの?すごーい!!

洗面台は2階に1つだけ。トイレは2つ。氷のような冷たい水で顔や手を洗います。石鹸は持参。1階にも同様にトイレが2つと洗面台が1つ、そしてシャワールームが1つあります。シャワーを使うと別料金でさらに200ルピーです。でも、この宿では誰もシャワーを浴びていませんでした。

寒々しい部屋に肩を落とす息子。布団も寒そう。これで寝られるかなあ(>人<;)

食堂にあるストーブ。昨日のホテルより小さいです。夜はストーブの周りに人が集まってぎゅうぎゅうです。昨日と同じように雪で濡れた靴をストーブの周りで乾かそうとしますが、靴をおく場所も確保しにくくて、なかなか乾きません。

しかも、このストーブ、なんか煙くて食堂に長くいると目がチカチカしてきたりします。

食堂の一角のデスクが宿の主人の定位置です(今はいません)。

たぶんタダパニ の宿は選択肢があまりないんでしょう。どんどんトレッカーたちがやってきて満室になりました。黙っていても宿泊者が来るせいか、宿の主人の態度は横柄で、「あこぎな稼ぎしてまっせゲヘヘ」みたいな顔してました。

写真はありませんが、「明日のジョー」の丹下段平みたいな顔です。

本当に丹下段平に似てました。

食堂はとても狭いです。

夜は、私たちもウーさんたちもけっこうスマートフォンで用事をしてますが(調べることが山ほどある)、他の宿泊者たちはトランプしたりサイコロを転がしてゲームしたりしていて、スマホを見てる人はいません。「アジア人はスマホが好き」と言われるのも仕方ない、と思ってしまいました。

ウーさんたちの秘密

夜、ウーさんと話していて衝撃の事実を知りました。

ウーさんが、まず奥様のフアンさんのウエディングドレス姿の写真を私に見せました。とてもステキ。奥様キレイです(*´꒳`*)

「昨日、ゴレパニのホテルの前で撮影したんだ。」

…えっ?どゆこと?

なんとウーさんたちはトレッキング しながら山の上で2人のドレス姿とスーツ姿での撮影会をしているんです。そのため、ウエディングドレスとスーツをリュックに入れて持ってきてる!明日、ガンドルンの宿でも撮影する予定って!!ええっ、なにそれスゴくない!?

私「このトレッキングはハネムーン?」

ウーさん「まあ、そんな感じ。結婚したのは、もう少し前だけど」

ほええ〜、と感心してしまった。2人は30歳。こんなハードなハネムーンある?

山にウエディングドレス持ち込むとか、ある?

ビックリしましたが、心から「なんて素敵な2人」と思いました(*´꒳`*)

その反面、私たち、オジャマでは?と心配になりました。ハネムーンなら2人きりになりたいでしょう?

男性のウーさんはともかく、女性の気持ちを考えたら、絶対2人で過ごしたいと思う。私たちが2人の甘い時間をジャマしてはいけない(>人<;)

明日からは別行動をしよう!と決心しました。

でも翌朝、「ハネムーンなら2人で行動した方がいいよ」と言う私にウーさんは「いや一緒に行きましょう。妻もそう言ってます」と言う…。ウーさん…( ; ; )

ルート変更 …ナビィがおかしい(。・ω・。)

当初はピンクのラインに沿ってトレッキングする予定でした。ヒレからのスタートです(私たちはジープでウレリまで行きましたが)。

ルートのこと詳しくわからないので、とりあえず「地球の歩き方」に載ってるルート通りに行こうと思って…。ナビィさんには、タダパニ の次にガンドルンを経由してランドルンまで行き宿泊すると言ってました。

が、現地に着いてから色々調べると、ガンドルンからシワイ経由で山を下りる人が多いんですよね。英語で検索すると、トレッカーたちはみんなガンドルンから下ってる。もしくは逆に、ガンドルンから山に入って私たちの行ってるルートを逆に進んでる。

私はガンドルンには行きたかったけど、ランドルンは別に行かなくてもいいので、ガンドルンから下りるのがちょうどいい。ランドルンに行くにはきつい登りルートがあるので、私には地獄。絶対無理。

ナビィさんに、ランドルンには行かないでガンドルンに1泊してから下りる、とルートの変更を伝えました。明日ガンドルンに泊まって、それで山を下りてポカラに向かいたい、と。

ところが、ナビィさんは首を縦に振らない。やたらランドルン行きを進めてくる。…なんで?

「もう一度考えろ」とか「ガンドルンから下りる道はジープの道で歩くのに適してない」とか私と息子にランドルンに行くよう繰り返し言い続けた。1時間も!私も息子もうんざり…

ランドルンに行かないことになんか問題があるの?なんか怪しい…

ブランケット事件 

私は部屋の寒そうな布団を見てから、この宿にはネパールのブランケットはないのかな?と気になってました。

昨日の宿でネパールブランケットのことを話した女性は、山の宿にはどこでもネパールブランケットがあると言ってたし、ポカラのホテルのBikashさんも山の宿にはブランケットがあるから寝袋いらないって言ってたから、この宿でもあのあったかい毛布が置いてあるんじゃないのかな?

などと食堂で考えていたら、奥の部屋からブランケットを持って出てる人の姿が見えました。

丹下段平さんのデスクの後ろの部屋はキッチンとストックルームになっていて、そこからブランケットを持って出てる人がいた、ように見えたんです。

ナビィさんに「ブランケットは頼めばもらえるの?」と聞くと奥に聞きに言ってくれて「数が少ないけど一枚ならOKらしい」と言うので「じゃあ1枚欲しい」となりました。

ナビィさんと一緒に奥の布団がたくさん積み上げられた場所へ行き「どれがいい?」と聞かれました。えーっと…

「これ、ブランケットじゃないよ?」

ナビィさんが私に見せたのはいわゆる「ふとん」で毛布ではない。この「ふとん」は部屋にあるかけ布団と同じで、ちょっと寒そう。布団と毛布は違うよね?

私はナビィさんに、昨日のホテルにあったようなブランケットはないの?と聞くとナビィさんは少しイライラしてきた。

「ブランケットはこれだ!いらないのか?」

「ブランケットっていうのは昨日のホテルにあったようなやつじゃないの?さっき誰かブランケット持って行ってなかった?」

「この宿にあるブランケットは全部これだ。俺が嘘をついてると言うのか?」

ナビィさんの語気が荒くなってきたので私は少しびっくりした。そんなに怒ること?

昨日のような毛布がない、と言うなら仕方ないのでその布団をもう一枚もらうだけで我慢するしかないよね。毛布を持って出てたように見えたのは、私の見まちがい?山の宿にはネパールブランケットが必ずある、と言うのも私の勘違いか…

とりあえず布団を1枚持って行こうとしたら、ナビィさんが部屋まで運ぶと言う。けど、すごくイライラして怒ってる。

「ネパールブランケットを持って行った人がいるっていうなら、他の部屋を見に行って確認するか!?」

ナビィさんは怒りながら私に言う。ええっ?そんなに根にもつ?

ナビィさんはこのセリフを私たちの部屋に着くまでに何回も言ってきます。

誤解したのは私なので我慢して聞いてたけど、私たちの部屋に入ってからも、ナビィさんはまだ言います。「他の部屋を見に行ってブランケットがあるか確認するか!?」

ナビィしつこ過ぎる!プツンと何かが切れました。

「ナビィ、しつっこい!!(日本語)」

ルート変更の話でも、しつこくてウンザリしました。そのことでも私は腹を立ててたのかも。

「悪かったって謝ったじゃない!ブランケットの話を前のホテルで聞いて誤解したんだって言ったじゃない!(英語)いつまで言うねん!しつこいねん!!(日本語)」

怒って大声をだす私に息子は青ざめましたが、ナビィも青ざめて、なんか挙動不審に…

「す、すまない…。俺は、お腹が減るとイライラするんだ…悪かった…。あなたもお腹が空いてるんだろう?だからイライラしてるんだろう?」

「お腹空いてない!!」

「俺は、腹が減ると怒りっぽくなってしまう。あなたも何か食べたほうがいい…」

だからお腹減ってないって。とりあえずナビィはフラフラと部屋を出て行きました。

この後、息子は自分のスマホを食堂で充電したまま置いてきたことを思い出し、取りに行きました。が、息子はなかなか帰って来ず、30分くらいしてようやく部屋に戻ってきました。

「遅かったね。トイレ行ってたの?」

「…ナビィにつかまってた…」

ナビィは食堂に来た息子に「話がある」と言って外に連れ出し、息子はナビィさんの長い話に付き合わされたそうです。

「俺は今まで、たくさんの人と一緒にトレッキングをしてきた。いろんな人といろんな山に行ってきたがいつも喜んでもらえてた。君のお母さんはお腹が空いていたんだろう?(まだ言ってる)」

「俺は悲しい」ナビィさんは「アイムサッド」と何度も息子に言ったけど、息子はしら〜っとしていて反応が薄かったせいか、ナビィさんは「英語、理解できてるか?SADの意味知ってるか?」と寒い外でこんこんと自分の話を息子に聞かせ続けたらしい…(@_@)

翌朝。早朝のタダパニ は素晴らしい景色でした。

昨日の夜、息子は「ナビィと気まずいから、もうトレッキングに行けない」などと言ってましたが、私たちは表面的には何事もなかったかのように、すんなりトレッキングに出れました。私もナビィさんも大人です。

ガンドルンに向けて、また6人で出発します(・ω・)ノ