親子旅 フィレンツェのドゥオモに登ると、エンヤの声が聞こえる…
ドゥオモの見学の仕方がわからない!
フィレンツェといえばドゥオモ、というわけで日本でドゥオモのチケットをオンラインで購入して行きました。
18ユーロ(2,160円)のチケットで、クーポラ、ジョットの鐘楼、サン・ジョバンニ洗礼堂、聖レパラータ地下聖堂、ドゥオモ付属博物館、の5つの施設に入れるらしいです。ん〜(T ^ T)難しいな。クーポラって何?ジョットの鐘楼って何?
チケットは最初の施設に入場してから72時間有効で、大聖堂は無料なのでチケットの有無は関係なく行列に並ばないといけないらしい。あの有名なドームみたいのに登るのは、大聖堂?(T ^ T)
クーポラはイタリア語で英語ではDomeらしい。なるほど、クーポラがあの茶色いドームですね。大聖堂とは別みたい。ジョットの鐘楼は、英語でGiotto’s Bell Towerというらしい、なるほど。タワーというならあの高い塔かな?他はまだよくわからないけど、とりあえず行ってみよう。
とはいえ、ドゥオモ周辺は行列だらけで、どこに並んだら何を見学できるのかも、分かりにくい…
とりあえず入場口がわかりやすい「ジョットの鐘楼」という塔に登ってみることにしました。
こういう狭い階段をひたすら登って行きます。息が切れて階段の途中で止まってしまい「先に行ってください」という方も、ちらほらいらっしゃいます。
何ヶ所か休める場所があって、そこでは景色も楽しめます。
一番上まで登りきったら、ホッとします。もう階段を登らなくていいんだ!隣に立つクーポラをゆっくり眺めます。
クーポラに登る
ジョットの鐘楼から降りてきたものの、次はどこへいけばいいのか分かりません…
とりあえず長い行列を超えて入り口ところまで行って係員の男性にチケットを見せてみました。
するとスッと中に入れてくれました。
この入り口から、クーポラに登れるようです。よかった。中に入ると、そこには人はほとんどいませんでした。外の大行列は、大聖堂入場のための行列?
ジョットの鐘楼と同様に、またひたすら階段を登って行きます。
途中から、美しい天井がよく見える通路に出ます。
また細い通路に戻り、屋上を目指します。この辺りは人が混んでいて、順番を待って階段を登ったり通路を通ったりします。
けっこう長い階段を登り、ようやく外に出れます。
きれいなフィレンツェの街並みが遠くまで見渡せます。美しい…
フィレンツェを舞台にした映画「冷静と情熱のあいだ」のエンヤの曲が頭に流れます。♬ダバダ〜ダバダ〜ダ・ダバダバ・ダバダ〜🎶
素晴らしい景色なのでいつまでも眺めていられます。しかも、苦労して階段で上がってきたので降りるのがもったいない気もします…多分それで、みんな、なかなか降りないのね(゚ω゚)
クーポラを登る過程で大聖堂の中も観察できるので、大聖堂はわざわざ並んで見学しなくてもいいか、と思っちゃいました。大行列に並ぶ元気が無くて…。
息子は「ダンテの神曲」があるはずだから見たい!と言ってましたが、クーポラからの帰りのルートで遠くから見えたのでもういいか、となりました(テキトーな親子)。
でも、クーポラの帰りのルート中に係員の目を盗んでガードを乗り越えて、大聖堂の見学コースに紛れ込んでいくツワモノもいました!
ドゥオモ付属博物館
このMUSEUMは「花の聖母マリア大聖堂美術館」ともいうらしいです。
時間があるときに立ち寄って見ました。空いています。
写真のような彫像系が多かったです。私はあまり面白くなかった…。
中は思っていたより広くて、じっくり見たら時間がかかりそうです。
サン・ジョバンニ洗礼堂
と、日本語に訳されてますが、どういう 役割の建物なのかさっぱり分かりません。
ドゥオモのいろいろな施設を丁寧に見学してたら、時間もかかるし体力も必要になるので、72時間有効なのは助かりますね。
フィレンツェのドゥオモは大人気で、現地でチケットを買おうとしても数日先の分しか買えない場合がよくあるようです。事前にオンラインで購入しておきましょう!
入場設定の初日には必ずクーポラに登らないといけないらしいですが、体力に自信がない方は、ジョットの鐘楼は翌日にしたほうが賢明です。どちらも階段をひたすら登っていきます。疲れます〜ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
幻の白ワイン
このワインを、フィレンツェに到着した日にCONADコナドと言うスーパーで購入しました。
3泊するので、1本買ってアパートで飲もうと思って。
ワインの種類は 詳しくないので、テキトーに選びました。このワインを選んだのは500mlなので少なくていいかな、と思ったからです(720mlだと3泊だと残してしまいそう)。値段は3.98ユーロ(480円)。
一口飲んでびっくり!なんだこの白ワイン!?
こんな白ワイン飲んだことない!!なんと言うか、強烈な味!?
美味しいんだけど濃いというか強烈で、あんまり飲めない。ちびちびしか飲めない。
調べて見たところ「Liquorosoリクオローゾ」という造り方のワインで、モスカート種などアロマティックなブドウにアルコールかブドウの蒸留酒液などを加えてるらしいです(よく分からない…)。「シチリアのデザートワイン」と評する方もいらっしゃいます。たしかに!スイーツ感があるかも!
イタリアを去る時、この白ワインは3分の2くらい残っていました。
絶対持って帰りたい。
世界一周中の私の旅はまだ続きますが、息子はイタリアから日本に帰るので、このワインを自宅へ持って帰ってもらいました。このワインを持って帰ってもらうため、ほかのお土産をいろいろ諦めました(パスタソースとかオリーブオイルとか)。このワインだけはくれぐれも割ったりすることないよう大事に持って帰ってね、と息子に頼みました。
日本に帰ってもう一度この白ワインを味わえることが、私の帰国の楽しみの一つになっていました。
さて、帰国した私はこの白ワインを探しました。ありました。空っぽの瓶が…
どゆこと?ちょっと?(O_O)
夫が全部飲み干したそうです。夫はワインは赤しか飲まないんですが、「うまかった」と。いや、赤しか飲まないんじゃなかったの!?
日本でこのワインを入手できないか探しましたが、とりあえずAmazonで見つけた「Liquorosoリクオローゾ」は、2,519円+送料860円でした。
いや、480円やったで。
今、このワインの空き瓶とVenchiのグラニータのカップとCAFE SCUDIERIの紙ナプキンをリビングに置いて眺めています。3つとも、もはや幻となってしまいました。
眺めてるだけでイタリアの美味しい思い出が蘇ってきます。私のイタリア土産はこの3つです(*´꒳`*)