イタリア人と大げんか!完結編 さよならイタリア
オーナーついに絶体絶命
全ての状況を聞いてここに来たと思われるオーナーは、素知らぬ顔でブレーカーをチェックしてました。掃除の男性も「この人がオーナーです」と一言も言わなかったので、私だけじゃなく隣の宿泊者カップルも、電気修理のおじさんが来たとばかり思ってました。
キャロラインが送ってきたメールをカップルに見せると、びっくりしてオーナーに詰め寄りました。
「あんたがオーナーか!」
とりあえずカップルがオーナーに怒ってくれるので、私と息子は見守ってました。私たち親子の英語は中学生レベルなので、込み入った話に入っていけない…(O_O)
カップルのおかげで、 オーナーが返金することで話がつきました。
電気がつかなかった分、宿泊費の3分の1くらいでも返してほしいと思ってましたが、1泊分まるまる現金で返してくれました!やった!
お金と引き換えに部屋の鍵を返しました。
私たちは今日チェックアウトで、すぐにも駅に行って列車に乗らないといけないので先に精算してもらい、カップルにお礼を言って走って駅に向かいました。カップルは、まだ今晩も宿泊予定です。
カップルは英語を流暢に話していましたが、どこの国の方なのかは聞いてませんでした(昨夜はそれどころじゃなかった)。オーナーとしっかり話し合ってる様子を見て、私ももっと英語を話せるようにしよう、と固く誓いました。外国でトラブルに遭った時、英語がペラペラだったら心強いよね…。
私の英語のレベルは低い。
でも諦めなくてよかった(๑╹ω╹๑ )
嘘をついたオーナーを追いこんで(?)ちゃんと返金してもらって、すがすがしい気持ちでフィレンツェを後にした私と息子でした。
完
再びローマへ UNA HOTELウナホテルに宿泊
12:17発のitaloに間に合い、予定通り14時前にローマに到着しました。
明日の早朝の飛行機でイタリアを離れます。
イタリア最後の夜なので、初日に泊まったスコットハウスホテルより少しいいホテルを予約してました。イタリア各都市に展開してるウナホテルです。
テルミニ駅に近いのは同じですが、値段以上に質がすごくよかったです。
アゴダで予約しました。朝食付きで2人で12,000円。スコットハウスが2人で1泊7,500円だったので、4,500円の差額でこんなに違うんだと驚きました。
駅から近いし、金庫もあるし従業員の方もたくさんいらっしゃるし、コストパフォーマンスが高いホテルだと思いました。アゴダでの予約は、キャンセル不可の一番安いプランで申し込みましたが。
朝食はこんな感じです。
ええ〜!?朝食も豪勢!スコットハウスホテルと全然違う。しつこいけど2人で4,500円の差額なら、こっちがいいかな。だって1人6,000円ですよ。スコットハウスにも不満はありませんが。
はあ…いろいろあったイタリア10日間の旅。
ナポリ以外はどの町ももう一度行きたいです(ナポリの方ごめんなさい)。
アマルフィの景色、フロリディアナの朝食、ローマのQuel Che Ce Laboratorio di Cucina 、フィレンツェのカフェSCUDIERI、ジェラートのCarabe…どれも忘れがたい。
食べることばかりが思い出になってしまいました。
イギリスは博物館がメイン、エジプトはピラミッドメイン、イタリアは食べることメイン?次のトルコはどうなんでしょう?
最後にもう一度Venchiにジェラートを食べに行きました。
Venchiで始まりVenchiで終わった私たち親子のイタリア旅行でした(*´꒳`*)