ピラミッド観光 カフラー王の墓で、バチ当たりな夫婦が…
カフラー王って誰?
クフ王のピラミッドは、聞いたことありますが「カフラー王のピラミッド」を、私は知りませんでした。
クフ王のピラミッドの内部見学のチケットを買おうとしたら、値段が高くてびっくり。
1人360エジプト・ポンド。1ポンドは7円くらいです。
エジプトの物価を考えると、かなり高額。
しかも、学生証があれば学生は半額になるのに、息子は持ってきていない!!
「ちゃんと調べて持ってきなよ!」「俺も忙しかったんだ!」
チケット売り場でケンカをする親子。
ところが高額のクフ王に比べて、その隣にあるピラミッドのカフラー王は100ポンド。
すごくリーズナブル。
チケット売り場のおじさんに「クフ王のピラミッドとカフラー王のピラミッドでは、内部は違う?」と聞くと「 Same(同じ)」との答え。
じゃあカフラー王でいいや〜。と、カフラー王のチケットを買いました。
息子はカフラー王のことをよく知っていて、喜んでいました。
子供の頃、学校の図鑑で読んでいたそうです。男の子ですね。
カフラー王のピラミッドは、頂上のところに石灰石の化粧石が残ってるのが特徴だそうです。ふむふむ。
入り口には3~4人の係員のおじさんがいました。
「カメラ持ち込み禁止」の看板があり、おじさんが「 No camera?」と私たちに聞きます。
とりあえず「 No camera 」と私は答えて、中に入りました。
??? ピラミッド観光でカメラ持ってないわけないじゃない。これは形だけのチェック??
カメラ持ってるって答えたら、おじさんたちに預けるの???
とりあえず写真撮影はダメみたいです。
恐ろしい3人組
中に入ると、狭い通路になっていて下りの階段が続いています。
大人1人が、体をかがめて通れるサイズですが、すれ違うことも一応できるようです。体は当たりますが。
私たちが入ろうと思ったら、大きな体(かなり太かった…)の男性が大きなリュックを背負って階段を上がってこようとしています。
これはすれ違えないな、と判断してもう一度入り口まで戻りました。
その時、入り口には白人の夫婦とエジプト人のガイドの3人組がいました。
その3人組は、私たちの先に入り、私と息子はその後に続いてゆっくり進んで行きました。
細い細い下りの階段を抜けると、立ち上がって歩ける少し広い通路に出ます。
1本道なので、ただ前へ前へと進み、最後に「王の間」に出ます。
王の間は広い空間になっています。
私と息子は、そこで信じられない光景を見ました!
王の間での大撮影会
王の間は、石棺が置かれています。
石棺には、王のミイラが置かれていたと考えられてます(諸説あり)。
ちなみに、この王の間には、警備員さんなどは誰もいません。
私たちが王の間に入ると、白人夫婦が石棺の中に順番に横たわり、撮影会を行っていました。
石棺の中で眠るようなポーズをとり、ファラオになりきってる夫婦をガイドさんがひたすら撮影しています。
写真撮影を遠慮していた私と息子は、固まってしまいました。
それを見た白人夫婦のガイドさんが、私たちに「写真を撮りなさい、さあ撮りなさい!」とあおってきます。
自分達だけ撮影しまくってるのが、気まずかったんでしょうか?
とりあえず撮ってしまいました。
みんな撮影してるんですか?
石棺って、言ってみれば棺桶ですよね。
棺桶の中に入るのは、ちょっと罰当たりな気がします…。
ちなみにこの3人組は、私たちが王の間を出ても、まだまだ撮影会を続けていました。
ピラミッド観光は、足元に注意
ピラミッドの敷地内には、ラクダがたくさん歩いてます。
ということは、ラクダのフンがあちこちに落ちてます。
私のホテルの周りは、馬がウロウロしてます。
かなりたくさんの馬がいます。だから馬のフンだらけです。
エジプトに来てから、いつも足元に気をつけて歩いてました(>人<;)
私は歩きやすい靴を選んでいたんですが、ピラミッド観光を終えると砂で靴が真っ白になっていました。洗って乾かすのに苦労しました。
息子はクロックスに靴下を履いて観光してましたが、クロックスは洗いやすくて便利!
クロックスが正解でしたね〜