ビジネスクラスで行く 大人の世界一周 とSFC修行

子育て終えた49歳。体力・気力・知力に自信がないけど、世界一周に出ます

イタリアでトラブル!完結編 諦めなくてよかった

イタリア人と大げんか

10時になると一人の男性が来ました。

掃除を担当する人です。メールでは「cleaning ladyが行く」と言っていたので女性が来ると思ってたのに、若い男性が来ました。

初めは掃除道具を持って陽気に入って来ましたが、私が昨夜から電気がつかない、このままチェックアウトできない、と訴えると難しい顔になって電気系統を全部調べてから電話を始めました。

どうもこのアパートの家主さんはそれなりの数のアパートを持っていて、会社のような組織を作ってるようです。キャロラインもサラもこの男性も会社のスタッフの一員みたい。

オーナーと話をしなければいけない、と思ったのでその掃除の男性に「会社に連れて行って」と頼みました。とにかく話し合いに応じないなら鍵は返さない、動画もアップします。キャラインもサラもオーナーもここに来ないなら、私たちを会社に連れていって、と。

この掃除の男性も「わかったわかった」と言いながらヘラヘラして、なんか誠意なさそう。とりあえず部屋や建物1階のブレーカーを調べながら電話をしてます。

1階のブレーカーのそばで掃除の男性に「早く会社に連れていって!」と私が言ってると、外出していた隣の宿泊者も合流しました。私たち親子、隣のカップル、掃除の男性の5人で建物の玄関でわあわあ〜!と騒ぐ感じになり、道ゆく人が面白そうに足を止めたりしてました。

そこに一人の男性が到着しました。

電気修理のおじさん?

さえない風貌の60代くらいのおじさんは、自転車でやって来ました。 到着すると掃除の男性と話をしながらハシゴを使ってブレーカーをチェック始めました。 電気修理の人が到着した? とりあえずこの修理の人は置いといて、掃除の男性に対して訴え続けました。とにかく返金してくれるまで鍵は返さないから、会社の人が来ないなら早く会社まで案内して!などと言ってるとメールが一通届きました。 Booking.comを介したメールのやり取りは、私が送信したメッセージは残ってますが、向こうから送られて来たメッセージは今はすべて見れなくなってます。でもこの時届いたメッセージだけは、なぜか今も残ってます。 えーっとつまり、今この掃除の男性といるおじさんが、オーナーってこと? ええっ?素知らぬ顔でブレーカーだけいじってるこのおじさんが? この人がオーナーか!!

全ての状況を聞いてここに来たと思われるオーナーは、素知らぬ顔でブレーカーをチェックしてました。掃除の男性も「この人がオーナーです」と一言も言わなかったので、私だけじゃなく隣の宿泊者カップルも、電気修理のおじさんが来たとばかり思ってました。

キャロラインが送ってきたメールをカップルに見せると、びっくりしてオーナーに詰め寄りました。

「あんたがオーナーか!」

とりあえずカップルがオーナーに怒ってくれるので、私と息子は見守ってました。私たち親子の英語は中学生レベルなので、込み入った話に入っていけない…(O_O)

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オーナーに詰め寄るカップ

カップルのおかげで、 オーナーが返金することで話がつきました。

電気がつかなかった分、宿泊費の3分の1くらいでも返してほしいと思ってましたが、1泊分まるまる現金で返してくれました!やった!

お金と引き換えに部屋の鍵を返しました。

私たちは今日チェックアウトで、すぐにも駅に行って列車に乗らないといけないので先に精算してもらい、カップルにお礼を言って走って駅に向かいました。カップルは、まだ今晩も宿泊予定です。

カップルは英語を流暢に話していましたが、どこの国の方なのかは聞いてませんでした(昨夜はそれどころじゃなかった)。オーナーとしっかり話し合ってる様子を見て、私ももっと英語を話せるようにしよう、と固く誓いました。外国でトラブルに遭った時、英語がペラペラだったら心強いよね…。

私の英語のレベルは低い。

でも諦めなくてよかった(๑╹ω╹๑ )

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111192233j:plain私と息子のトランクは入り口でスタンバッてました。駅まで走れるように
嘘をついたオーナーを追いこんで(?)ちゃんと返金してもらって、すがすがしい気持ちでフィレンツェを後にした私と息子でした。

 完

再びローマへ UNA HOTELウナホテルに宿泊

12:17発のitaloに間に合い、予定通り14時前にローマに到着しました。

明日の早朝の飛行機でイタリアを離れます。

イタリア最後の夜なので、初日に泊まったスコットハウスホテルより少しいいホテルを予約してました。イタリア各都市に展開してるウナホテルです。

テルミニ駅に近いのは同じですが、値段以上に質がすごくよかったです。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111204405j:plain私たちの部屋のドア。なんか立派
f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111204612j:plain
f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111204742j:plainバスルーム広い
f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111210316j:plainバスタブは広くて深い!シャワーは天井からの固定と可動式と2つあります
f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111210756j:plainおしゃれな冷蔵庫
f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111210841j:plain両側についてる扉を開けるとクローゼット
f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111211328j:plainワインとワイングラスまである!(有料です)
アゴダで予約しました。朝食付きで2人で12,000円。スコットハウスが2人で1泊7,500円だったので、4,500円の差額でこんなに違うんだと驚きました。 駅から近いし、金庫もあるし従業員の方もたくさんいらっしゃるし、コストパフォーマンスが高いホテルだと思いました。アゴダでの予約は、キャンセル不可の一番安いプランで申し込みましたが。

朝食はこんな感じです。

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f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111213820j:plainイタリアの朝食って甘いものがたくさん!
ええ〜!?朝食も豪勢!スコットハウスホテルと全然違う。しつこいけど2人で4,500円の差額なら、こっちがいいかな。だって1人6,000円ですよ。スコットハウスにも不満はありませんが。
f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111214349j:plainフルーツたくさんいただきました
f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111214515j:plainカプチーノは1杯づつ入れてもらえます(´꒳`)
はあ…いろいろあったイタリア10日間の旅。

ナポリ以外はどの町ももう一度行きたいです(ナポリの方ごめんなさい)。

アマルフィの景色、フロリディアナの朝食、ローマのQuel Che Ce Laboratorio di Cucina 、フィレンツェのカフェSCUDIERI、ジェラートのCarabe…どれも忘れがたい。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111231243j:plainアマルフィで飲んだレモンのビールも、もう一度飲みたい
食べることばかりが思い出になってしまいました。

イギリスは博物館がメイン、エジプトはピラミッドメイン、イタリアは食べることメイン?次のトルコはどうなんでしょう?

最後にもう一度Venchiにジェラートを食べに行きました。

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Venchiで始まりVenchiで終わった私たち親子のイタリア旅行でした(´꒳`)

イタリア人と大げんか!完結編 さよならイタリア

オーナーついに絶体絶命

全ての状況を聞いてここに来たと思われるオーナーは、素知らぬ顔でブレーカーをチェックしてました。掃除の男性も「この人がオーナーです」と一言も言わなかったので、私だけじゃなく隣の宿泊者カップルも、電気修理のおじさんが来たとばかり思ってました。

キャロラインが送ってきたメールをカップルに見せると、びっくりしてオーナーに詰め寄りました。

「あんたがオーナーか!」

とりあえずカップルがオーナーに怒ってくれるので、私と息子は見守ってました。私たち親子の英語は中学生レベルなので、込み入った話に入っていけない…(O_O)

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111184414j:plain

オーナーに詰め寄るカップ

カップルのおかげで、 オーナーが返金することで話がつきました。

電気がつかなかった分、宿泊費の3分の1くらいでも返してほしいと思ってましたが、1泊分まるまる現金で返してくれました!やった!

お金と引き換えに部屋の鍵を返しました。

 

私たちは今日チェックアウトで、すぐにも駅に行って列車に乗らないといけないので先に精算してもらい、カップルにお礼を言って走って駅に向かいました。カップルは、まだ今晩も宿泊予定です。

カップルは英語を流暢に話していましたが、どこの国の方なのかは聞いてませんでした(昨夜はそれどころじゃなかった)。オーナーとしっかり話し合ってる様子を見て、私ももっと英語を話せるようにしよう、と固く誓いました。外国でトラブルに遭った時、英語がペラペラだったら心強いよね…。

私の英語のレベルは低い。

でも諦めなくてよかった(๑╹ω╹๑ )

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111192233j:plain

私と息子のトランクは入り口でスタンバッてました。駅まで走れるように

嘘をついたオーナーを追いこんで(?)ちゃんと返金してもらって、すがすがしい気持ちでフィレンツェを後にした私と息子でした。

                                  完

 

再びローマへ UNA HOTELウナホテルに宿泊

12:17発のitaloに間に合い、予定通り14時前にローマに到着しました。

明日の早朝の飛行機でイタリアを離れます。

イタリア最後の夜なので、初日に泊まったスコットハウスホテルより少しいいホテルを予約してました。イタリア各都市に展開してるウナホテルです。

テルミニ駅に近いのは同じですが、値段以上に質がすごくよかったです。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111204405j:plain

私たちの部屋のドア。なんか立派

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バスルーム広い

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バスタブは広くて深い!シャワーは天井からの固定と可動式と2つあります

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おしゃれな冷蔵庫

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両側についてる扉を開けるとクローゼット

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111211328j:plain

ワインとワイングラスまである!(有料です)

アゴダで予約しました。朝食付きで2人で12,000円。スコットハウスが2人で1泊7,500円だったので、4,500円の差額でこんなに違うんだと驚きました。
駅から近いし、金庫もあるし従業員の方もたくさんいらっしゃるし、コストパフォーマンスが高いホテルだと思いました。アゴダでの予約は、キャンセル不可の一番安いプランで申し込みましたが。

朝食はこんな感じです。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111213522j:plain

 

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イタリアの朝食って甘いものがたくさん!

ええ〜!?朝食も豪勢!スコットハウスホテルと全然違う。しつこいけど2人で4,500円の差額なら、こっちがいいかな。だって1人6,000円ですよ。スコットハウスにも不満はありませんが。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111214349j:plain

フルーツたくさんいただきました

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111214515j:plain

カプチーノは1杯づつ入れてもらえます(*´꒳`*)

はあ…いろいろあったイタリア10日間の旅。

ナポリ以外はどの町ももう一度行きたいです(ナポリの方ごめんなさい)。

アマルフィの景色、フロリディアナの朝食、ローマのQuel Che Ce Laboratorio di Cucina 、フィレンツェのカフェSCUDIERI、ジェラートのCarabe…どれも忘れがたい。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111231243j:plain

アマルフィで飲んだレモンのビールも、もう一度飲みたい

食べることばかりが思い出になってしまいました。

イギリスは博物館がメイン、エジプトはピラミッドメイン、イタリアは食べることメイン?次のトルコはどうなんでしょう?

 

最後にもう一度Venchiにジェラートを食べに行きました。 

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Venchiで始まりVenchiで終わった私たち親子のイタリア旅行でした(*´꒳`*)

イタリア人と大げんか!私は泣き寝入りはしない!中編

イタリア人との戦いが始まった

朝が来ました。

電気の復旧のために一晩中努力しましたが、ダメでした。

 

スマホWi-Fiルーター、カメラのバッテリーの充電ができてない。洗濯もできなかった。衣類はローテーション組んで順番に洗う計画立ててたのに…(´;ω;`)

電気がないと部屋についてるWi-Fiも使えないし、冷蔵庫もクーラーもダメだし、シャワーは水だし、とにかくフィレンツェ最終日は散々な滞在となりました。

 

正直ひどい…。

前払いで全額支払ってますが、昨夜の宿泊料は一部でも返金してもらいたいです。

電気が一晩中つかなくて、HELPのメールもずっと送ってたのに助けにきてくれなかった。少なくとも説明や謝罪がほしい。

家主と話をしなければ!

 

 朝から「We need to talk  話し合いが必要」と何度もメールを送りました。でも返ってくるのは「電気のことは気にしないで。今日、修理を頼んでるから」のような的外れな内容しか返ってきません。

「チェックアウトまでにここに来てほしい」と伝えてるのに「10時に掃除の人が行くから」と、全く話し合う気はなさそう。

らちがあかないので「昨夜の様子を動画で撮影してます。ちゃんと話し合いに応じないならSNSにアップします」と送ったら「昨夜、人を派遣して修理して電気は復旧しました。同じフラットの宿泊者は大丈夫と言ってますよ」という嘘のメールを送って来ました。

この嘘メールに私は本当に腹が立ちました。

電気一晩中つかなかったし、隣の人も同じだったし!

この人たち、私が今日チェックアウトの日だからフィレツェから出て行くのを待ってる。謝罪する気ない。

 

このままチェックアウトしてフィレンツェを出てしまったらダメだ。

昨晩あれだけHELP!のメールを送ったのに、説明や謝罪もなく嘘もつくなんて、ちょっとひどすぎる。あとでBooking.comに苦情を言うなどで済ませてはいけない。ここで、責任者にちゃんと文句を言わなければ!

 

チェックアウトは10時。それまでに鍵をダイニングテーブルの上に置いて部屋を出る約束です。でも私は返金してくれるまで鍵を返さないことにしました。

私たちは12:17発のitaloイタロを予約していてローマに向かいます。デッドラインは12時。それまでに決着をつける!

 

Cleaning Guy 掃除の男性

10時になると一人の男性が来ました。

掃除を担当する人です。メールでは「cleaning ladyが行く」と言っていたので女性が来ると思ってたのに、若い男性が来ました。

 

初めは掃除道具を持って陽気に入って来ましたが、私が昨夜から電気がつかない、このままチェックアウトできない、と訴えると難しい顔になって電気系統を全部調べてから電話を始めました。

掃除のお兄さんの様子を動画で撮りました。写真が全くないので、ブログに載せてみます。できるだけ顔がわからないように切り取ったんですが…変なBGMがついてしまいました。


Firenze Electrical trouble

どうもこのアパートの家主さんはそれなりの数のアパートを持っていて、会社のような組織を作ってるようです。キャロラインもサラもこの男性も会社のスタッフの一員みたい。

オーナーと話をしなければいけない、と思ったのでその掃除の男性に「会社に連れて行って」と頼みました。とにかく話し合いに応じないなら鍵は返さない、動画もアップします。キャラインもサラもオーナーもここに来ないなら、私たちを会社に連れていって、と。

 

この掃除の男性も「わかったわかった」と言いながらヘラヘラして、なんか誠意なさそう。とりあえず部屋や建物1階のブレーカーを調べながら電話をしてます。

1階のブレーカーのそばで掃除の男性に「早く会社に連れていって!」と私が言ってると、外出していた隣の宿泊者も合流しました。私たち親子、隣のカップル、掃除の男性の5人で建物の玄関でわあわあ〜!と騒ぐ感じになり、道ゆく人が面白そうに足を止めたりしてました。

そこに一人の男性が到着しました。

 

電気修理のおじさん?

さえない風貌の60代くらいのおじさんは、自転車でやって来ました。

到着すると掃除の男性と話をしながらハシゴを使ってブレーカーをチェック始めました。

電気修理の人が到着した?

とりあえずこの修理の人は置いといて、掃除の男性に対して訴え続けました。とにかく返金してくれるまで鍵は返さないから、会社の人が来ないなら早く会社まで案内して!などと言ってるとメールが一通届きました。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191111095259j:plain

Booking.comを介したメールのやり取りは、私が送信したメッセージは残ってますが、向こうから送られて来たメッセージは今はすべて見れなくなってます。でもこの時届いたメッセージだけは、なぜか今も残ってます。

 

えーっとつまり、今この掃除の男性といるおじさんが、オーナーってこと?

ええっ?素知らぬ顔でブレーカーだけいじってるこのおじさんが?

この人がオーナーか!!

続く…

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朝食はカフェで美味しくいただきました。フィレンツェ最後の朝食です


 

 

イタリアでトラブル!こんなとき、どうする?

恐怖の夜がやってきた

兆候はありました。

フィレンツェ2日目の午後、観光の合間に部屋で休んでいたら電気が急に消えました。

慌ててBooking.com経由で家主さんに「電気がつかない!」とメールをし、建物1階の入り口近くにあるブレーカーを見に行きました。ナポリのアパートでもブレーカーが落ちた経験があるので。

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建物全体のブレーカーがここに納まってます

赤い点滅がある機械が私たちの部屋のブレーカー。スイッチはこの機械だけでなく、右上にもあります。フィレンツェ初日に、キャロラインにブレーカーの場所を説明されました。

部屋にあった棒を使ってスイッチを上に押し上げ、部屋に戻ってみると電気がつきました。

メールを見たキャロラインが様子を見に来て、ブレーカーを丁寧に調べました。「本当に大丈夫?」と何度も確認して帰りました。

どうも、以前から電気系統のトラブルがあったようです。そもそも電灯とWi-Fi以外電気を使っていなかった時にブレーカーが落ちるのは、ちょっとおかしいですよね。

そしてフィレンツェ3日目、また午後に部屋で休憩してると、大きな音が外から聞こえてきました。見にいくと、ヒョウが降ってきてました。かなり大くて驚きました。9月6日のまだまだ暑い日です。異常気象?

Firenze Hail

部屋の窓から撮影した動画をのせてみました(゚∀゚)

これがトドメを刺したのではないでしょうか。

この日の夕方、観光して部屋に帰ったら、電気が一切つかなくなっていました。

キャロラインとサラ

今度は建物1階のブレーカーをいじっても電気が戻りません。

また家主さんにメールすると、今度はサラという若い女性がきました。

サラはキャロラインより物腰が柔らかく優しい感じの人でした(キャロラインはオラオラ系)。

サラが、部屋の入り口やキッチンにある小さなブレーカーを操作すると電気がつきました。ブレーカーは大きいのが建物の入り口に、小さいのが部屋に2つあるようです。

電気がついて、サラも私たち親子もホッとし、サラは笑顔で帰りました。この時17〜18時くらい。

その後、私たちはカーザリンガに食事に行き、フィレンツェ最後の夜を名残惜しく過ごしました。フィレンツェの町、よかったです。息子もフィレンツェが一番よかったそうです。なのに…

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191109181217j:plainアルノ川とヴェッキオ橋 夜はさらに美しい
気持ちよく部屋に帰ったら、電気がまたつきませんでした…!

夜の9時頃です。完全に停電してます。

 お隣さんがいた

今度は「Emergency ! (緊急事態) 」とメールをしました。夜で真っ暗なので私も必死です。

部屋の中は真っ暗で何も見えないので、ドアを開けて階段の明かりでメールを打ってました。すると、物置だと思っていたドアから人が出て来ました!ビックリ!

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191108200156j:plain玄関のドアを開けてさらにもう一つ次のドアを開けると、私たちの部屋になります
手前左のドアは、物入れかと思ってました。この左のドアを開けると私たちと同じような部屋が続いていて、若いカップルが宿泊していました。顔を合わせてびっくり!

彼らも電気がつかず困っていて家主さんに連絡をとってるとのこと。ブレーカーを操作したら直るよ、みたいな返信がくるらしいですが全然復旧しないので途方に暮れてるよう。

私のメールの返信も「ブレーカーが全部上がってるかチェックした?」くらいしか返ってきません。夜だから見に来てくれないのかな?

仕方ないので、お隣さんと協力して自分たちで復旧させることにしました。

1階のブレーカーを上げに行っては、また4階に戻って電気がどうなってるかチェック、の繰り返し。一瞬電気がついても、すぐに消えてしまう。

同じことばっかりやってるので、私たち親子も隣のカップルも半分諦めて、自分たちの用事を始めました。私たちは明日フィレンツェを発つので荷物もまとめないといけないし、シャワーも浴びないといけないし。スマホの懐中電灯を頼りに水のシャワーを浴びました…(>人<;)その合間にブレーカーを見に行ったり家主さんにメールをしたり。

建物玄関のブレーカーのスイッチがどうしても上がらない。

というか上げてもすぐにバチン!と落ちてしまう。お隣カップルの女性が「これを使ってみて」とテープを息子に渡すのでテープでスイッチを押さえてみることに。

テープじゃ無理でしょう〜?と思ったけど彼女が私たちに託すので、仕方なく息子と1階に降りました。

テープを貼るのは棒ではできないので、「お母さん、ハイッ!」と息子は膝を曲げて体をかがめ、首を前に差し出します。

ええ〜っ、やめて〜Σ(゚д゚lll)

私が息子に肩車され、私が手を伸ばしてテープ貼りにトライすることに…(なぜ?)

そのとき夜の11時。パジャマで、頭はタオルでぐるぐる巻き(ドライヤーも使えないので乾かせない)、もちろん化粧もしてない恐ろしい状態の私。息子に肩車されてヨロヨロしながらテープでブレーカーのスイッチをとめようとしてる。

建物の入り口には誰もいないと思ってましたが、隣のカップルの男性が来てました。肩車してワタワタしている親子を、なんとも言えない顔で見てた…(´;Д;`)

ワタシは、フィレンツェで、ナニをシテルノダロウ

イタリア人との戦いが始まる!

朝が来ました。

電気の復旧のために一晩中努力しましたが、ダメでした。

スマホWi-Fiルーター、カメラのバッテリーの充電ができてない。洗濯もできなかった。衣類はローテーション組んで順番に洗う計画立ててたのに…(´;ω;`)

電気がないと部屋についてるWi-Fiも使えないし、冷蔵庫もクーラーもダメだし、シャワーは水だし、とにかくフィレンツェ最終日は散々な滞在となりました。

正直ひどい…。

前払いで全額支払ってますが、昨夜の宿泊料は一部でも返金してもらいたいです。

電気が一晩中つかなくて、HELPのメールもずっと送ってたのに助けにきてくれなかった。少なくとも説明や謝罪がほしい。

家主と話をしなければ!

朝から「We need to talk  話し合いが必要」と何度もメールを送りました。でも返ってくるのは「電気のことは気にしないで。今日、修理を頼んでるから」のような的外れな内容しか返ってきません。

「チェックアウトまでにここに来てほしい」と伝えてるのに「10時に掃除の人が行くから」と、全く話し合う気はなさそう。

らちがあかないので「昨夜の様子を動画で撮影してます。ちゃんと話し合いに応じないならSNSにアップします」と送ったら「昨夜、人を派遣して修理して電気は復旧しました。同じフラットの宿泊者は大丈夫と言ってますよ」という嘘のメールを送って来ました。

この嘘メールに私は本当に腹が立ちました。

電気一晩中つかなかったし、隣の人も同じだったし!

この人たち、私が今日チェックアウトの日だからフィレツェから出て行くのを待ってる。謝罪する気ない。

このままチェックアウトしてフィレンツェを出てしまったらダメだ。

昨晩あれだけHELP!のメールを送ったのに、説明や謝罪もなく嘘もつくなんて、ちょっとひどすぎる。あとでBooking.comに苦情を言うなどで済ませてはいけない。ここで、責任者にちゃんと文句を言わなければ!

チェックアウトは10時。それまでに鍵をダイニングテーブルの上に置いて部屋を出る約束です。でも私は返金してくれるまで鍵を返さないことにしました。

私たちは12:17発のitaloイタロを予約していてローマに向かいます。デッドラインは12時。それまでに決着をつける!

完結編に続く…

イタリア人と大げんか!私は泣き寝入りはしない!前編

恐怖の夜がやってきた

 

兆候はありました。

フィレンツェ2日目の午後、観光の合間に部屋で休んでいたら電気が急に消えたんです。

慌ててBooking.com経由で家主さんに「電気がつかない!」とメールをし、建物1階の入り口近くにあるブレーカーを見に行きました。ナポリのアパートでもブレーカーが落ちた経験があるので。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191108212122j:plain

建物全体のブレーカーがここに納まってます

赤い点滅がある機械が私たちの部屋のブレーカー。スイッチはこの機械だけでなく、右上にもあります。フィレンツェ初日に、キャロラインにブレーカーの場所を説明されました。

部屋にあった棒を使ってスイッチを上に押し上げ、部屋に戻ってみると電気がつきました。

メールを見たキャロラインが様子を見に来て、ブレーカーを丁寧に調べました。「本当に大丈夫?」と何度も確認して帰りました。

どうも、以前から電気系統のトラブルがあったようです。そもそも電灯とWi-Fi以外電気を使っていなかった時にブレーカーが落ちるのは、ちょっとおかしいですよね。 

 

そしてフィレンツェ3日目、また午後に部屋で休憩してると、大きな音が外から聞こえてきました。見にいくと、ヒョウが降ってきてました。かなり大くて驚きました。9月6日のまだまだ暑い日です。異常気象?


Firenze Hail

部屋の窓から撮影した動画をのせてみました(゚∀゚)

これがトドメを刺したのではないでしょうか。

この日の夕方、観光して部屋に帰ったら、電気が一切つかなくなっていました。

 

キャロラインとサラ

今度は建物1階のブレーカーをいじっても電気が戻りません。

また家主さんにメールすると、今度はサラという若い女性がきました。

サラはキャロラインより物腰が柔らかく優しい感じの人でした(キャロラインはオラオラ系)。

サラが、部屋の入り口やキッチンにある小さなブレーカーを操作すると電気がつきました。ブレーカーは大きいのが建物の入り口に、小さいのが部屋に2つあるようです。

電気がついて、サラも私たち親子もホッとし、サラは笑顔で帰りました。この時17〜18時くらい。

その後、私たちはカーザリンガに食事に行き、フィレンツェ最後の夜を名残惜しく過ごしました。フィレンツェの町、よかったです。息子もフィレンツェが一番よかったそうです。なのに…

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アルノ川とヴェッキオ橋

気持ちよく部屋に帰ったら、電気がまたつきませんでした…!

夜の9時頃です。完全に停電してます。

 

 お隣さんがいた!

今度は「Emergency ! (緊急事態) 」とメールをしました。夜で真っ暗なので私も必死です。

部屋の中は真っ暗で何も見えないので、ドアを開けて階段の明かりでメールを打ってました。すると、物置だと思っていたドアから人が出て来ました!ビックリ!

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玄関のドアを開けてさらにもう一つ次のドアを開けると、私たちの部屋になります

手前左のドアは、物入れかと思ってました。この左のドアを開けると私たちと同じような部屋が続いていて、若いカップルが宿泊していました。顔を合わせてびっくり!

彼らも電気がつかず困っていて家主さんに連絡をとってるとのこと。ブレーカーを操作したら直るよ、みたいな返信がくるらしいですが全然復旧しないので途方に暮れてるよう。

私のメールの返信も「ブレーカーが全部上がってるかチェックした?」くらいしか返ってきません。夜だから見に来てくれないのかな?

仕方ないので、お隣さんと協力して自分たちで復旧させることにしました。

 

1階のブレーカーを上げに行っては、また4階に戻って電気がどうなってるかチェック、の繰り返し。一瞬電気がついても、すぐに消えてしまう。

 同じことばっかりやってるので、私たち親子も隣のカップルも半分諦めて、自分たちの用事を始めました。私たちは明日フィレンツェを発つので荷物もまとめないといけないし、シャワーも浴びないといけないし。スマホの懐中電灯を頼りに水のシャワーを浴びました…(>人<;)その合間にブレーカーを見に行ったり家主さんにメールをしたり。

 

建物玄関のブレーカーのスイッチがどうしても上がらない。

というか上げてもすぐにバチン!と落ちてしまう。お隣カップルの女性が「これを使ってみて」とテープを息子に渡すのでテープでスイッチを押さえてみることに。

テープじゃ無理でしょう〜?と思ったけど彼女が私たちに託すので、仕方なく息子と1階に降りました。

テープを貼るのは棒ではできないので、「お母さん、ハイッ!」と息子は膝を曲げて体をかがめ、首を前に差し出します。

ええ〜っ、やめて〜Σ(゚д゚lll)

私が息子に肩車され、私が手を伸ばしてテープ貼りにトライすることに…(なぜ?)

 

そのとき夜の11時。パジャマで、頭はタオルでぐるぐる巻き(ドライヤーも使えないので乾かせない)、もちろん化粧もしてない恐ろしい状態の私。息子に肩車されてヨロヨロしながらテープでブレーカーのスイッチをとめようとしてる。

建物の入り口には誰もいないと思ってましたが、隣のカップルの男性が来てました。肩車してワタワタしている親子を、なんとも言えない顔で見てた…(´;Д;`)

 

ワタシは、フィレンツェで、ナニをシテルノダロウ

続く…

 

フィレンツェの人気レストラン・カーザリンガに行ってみた

カチカチの店

フィレンツェはイタリア周遊の最後の町。

ここでちゃんと食べておかねば、とトリッパ料理が食べられるお店に行くことにしました。

trippaトリッパとは、牛の胃袋(ハチノス)です。

ナポリの記事でも書きましたが(過去記事「ナポリからローマへ」参照)、ヤマザキマリさんが著作「パスタぎらい」でモツ料理が美味しい!と言ってたので、プロの手によるモツ料理を食べてみたかった。ヤマザキさんは「ランプレドット(牛の第4胃袋ギアラを煮込んだもの)」が一番気に入ってたらしいけど、とりあえず「トリッパ」で。

フィレンツェではトリッパ料理で有名な「イル・マガッツィーノ」というオストリアがあります。

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イル・マガッツィーノ

口コミなどもチェックして行きました。トリッパが有名ですが、口コミによれば他の料理も良さそうです。ところが…
f:id:Hedgehog-harinezumi:20191106143409j:plain手前は牛タンのサラダ、右はモッツァレラの乗った前菜、奥は牛のパスタ
一見美味しそうなんですが、真ん中のパンのかご。

たくさんパンが盛られていますが、一口食べてびっくり!全てカッチカチで食べられませんΣ(゚д゚lll)食べようとしたら歯がかけそうになりました。

なに、このカチカチパン?

周りのテーブルを見たら、私たちと同様に一切パンに手をつけてないテーブルとパクパク食べてるテーブルとくっきり分かれてました。

観光客には古いパンを出してる?なんだこの店は!

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191106143933j:plain看板料理のトリッパ。牛の胃袋であるハチノスを煮込んだもの
トリッパは、まあ普通の味です。12ユーロ(1,440円)しました。

でもこれは、私がナポリで作ったトリッパ料理と全く同じ味です。

私はナポリのスーパーマーケットでハチノスを買って煮込んで、最後に市販のパスタ用のトマトソースで味付けしました(過去記事「ローマからナポリ」参照)。

あの市販のパスタソースと全く同じ味!(に感じられる)。

ハチノスはナポリのスーパーで1.98ユーロ(240円)、トマトソースは1.35ユーロ(160円)でした。それでお店の2〜3倍くらいの量ができました。

モツ料理をレストランで食べようと思った私が馬鹿だった…。

他の料理も日本のイタリア料理店の足元にも及ばん味やし!接客も悪いし、ほんと後悔してます!

ワインも値段の割に良くなかった(>人<;)

トラットリア・ラ・カーザリンガ

ジェラート屋さん「Gelateria della Passera」の日本人のお姉さんに「イル・マガッツィーノ」のパンのことを話しました。

フィレンツェのパンはまわりが固くても中は柔らかいはず、それはひどい、ダメな店だと怒ってくれました(ちなみに「Gelateria della Passera」はイル・マガッツィーノの目の前にあります)。

フィレンツェに20年住んでるお姉さんがオススメしてくれたのは「カーザリンガ」と言う家庭料理のお店です。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191106145640j:plainカーザリンガは、トラットリアです
f:id:Hedgehog-harinezumi:20191106145752j:plainオープン前には人だかりが…
予約が必要なようですが、イタリア語も英語も自信がないので直接お店に行って「明日の席の予約」をお願いしました。担当のおじさんが、予約帳に私たちの名前と全然違う名前を書き込んでるので「違いますよ?」と言うと、「ノープロブレム〜」と言う感じでテキトーでした。

日本語の名前がわかりにくかったんでしょうか?

でも確かに、予約は問題なくできてました。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191107124559j:plainお店が開くまでに、店頭に貼ってあるメニューをスマホで必死に翻訳しました
さて、オープンと同時にほぼ満席になったカーザリンガですが、そう広くない店内にテーブルをぎっしり詰め込んでるので狭いです。
f:id:Hedgehog-harinezumi:20191106223303j:plainテーブルも小さいので料理でいっぱいになります
手前の温野菜の盛り合わせMISTO  VERDURE LESSEは4ユーロ。奥の牛タン料理は11ユーロ。SECOND PIATTOとしかレシートに記載されてないので、具体的な料理名はわかりません。

カゴに盛られたパンはおいしくて全部食べました!

コペルトはイル・マガッツィーノもカーザリンガも1人2ユーロです。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191106225119j:plainパスタは中にお肉が詰まってます
PRIMO PIATTOは9ユーロ。赤ワインはグラスで2ユーロ。美味しくいただきました。

イル・マガッツィーノでは8ユーロの白ワイン頼んだのに安っぽかった。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191106225813j:plainFILETTO MANZO FERRI 20ユーロ
フィレンツェではBISTECCAビステッカと言う牛肉料理が有名なんですが、すごく量が多いし値段も高いので、普通(?)の牛肉にしました。

ビステッカじゃないけど、この牛肉もめちゃめちゃ美味しかったです!レア加減が絶妙!

息子が炭酸水(2.5ユーロ。ワインより高い)を頼んで、合計52.50ユーロ(6,300円)となりました。満足です(´꒳`)

イル・マガッツィーノは56ユーロです。くく〜(´;Д;`)

皆さんも、お店選びは慎重に。

フィレンツェのハズレのレストランとアタリのレストラン

ハズレの店

フィレンツェはイタリア周遊の最後の町。

ここでちゃんと食べておかねば、とトリッパ料理が食べられるお店に行くことにしました。

trippaトリッパとは、牛の胃袋(ハチノス)です。

ナポリの記事でも書きましたが(過去記事「ナポリからローマへ」参照)、ヤマザキマリさんが著作「パスタぎらい」でモツ料理が美味しい!と言ってたので、プロの手によるモツ料理を食べてみたかった。ヤマザキさんは「ランプレドット(牛の第4胃袋ギアラを煮込んだもの)」が一番気に入ってたらしいけど、とりあえず「トリッパ」で。

 

hedgehog-harinezumi.hatenadiary.jp

 

フィレンツェではトリッパ料理で有名な「イル・マガッツィーノ」というオストリアがあります。

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イル・マガッツィーノ

口コミなどもチェックして行きました。トリッパが有名ですが、口コミによれば他の料理も良さそうです。…でも、ひどい店でした。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191106143409j:plain

手前は牛タンのサラダ、右はモッツァレラの乗った前菜、奥は牛のパスタ

一見美味しそうなんですが、真ん中のパンのかご。

たくさんパンが盛られていますが、一口食べてびっくり!全てカッチカチで食べられませんΣ(゚д゚lll)食べようとしたら歯がかけそうになりました。

なに、このカチカチパン?

周りのテーブルを見たら、私たちと同様に一切パンに手をつけてないテーブルとパクパク食べてるテーブルとくっきり分かれてました。

観光客には古いパンを出してる?なんだこの店は!

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191106143933j:plain

看板料理のトリッパ。牛の胃袋であるハチノスを煮込んだもの

トリッパは、まあ普通の味です。12ユーロ(1,440円)しました。

でもこれは、私がナポリで作ったトリッパ料理と全く同じ味です。

私はナポリのスーパーマーケットでハチノスを買って煮込んで、最後に市販のパスタ用のトマトソースで味付けしました(過去記事「ローマからナポリ」参照)。

あの市販のパスタソースと全く同じ味やないかい!

ハチノスはナポリのスーパーで1.98ユーロ(240円)、トマトソースは1.35ユーロ(160円)でした。それでお店の2〜3倍くらいの量ができました。

モツ料理をレストランで食べようと思った私が馬鹿だった…。

他の料理も日本のイタリア料理店の足元にも及ばん味やし!接客も悪いし、ほんと後悔してます!

ワインも値段の割に良くなかった(>人<;)

 

トラットリア・ラ・カーザリンガ

ジェラート屋さん「Gelateria della Passera」の日本人のお姉さんに「イル・マガッツィーノ」のパンのことを話しました。

フィレンツェのパンはまわりが固くても中は柔らかいはず、それはひどい、ダメな店だと怒ってくれました(ちなみに「Gelateria della Passera」はイル・マガッツィーノの目の前にあります)。

フィレンツェに20年住んでるお姉さんがオススメしてくれたのは「カーザリンガ」と言う家庭料理のお店です。

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カーザリンガは、トラットリアです

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191106145752j:plain

オープン前には人だかりが…

予約が必要なようですが、イタリア語も英語も自信がないので直接お店に行って「明日の席の予約」をお願いしました。担当のおじさんが、予約帳に私たちの名前と全然違う名前を書き込んでるので「違いますよ?」と言うと、「ノープロブレム〜」と言う感じでテキトーでした。

日本語の名前がわかりにくかったんでしょうか?

でも確かに、予約は問題なくできてました。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191107124559j:plain

お店が開くまでに、店頭に貼ってあるメニューをスマホで必死に翻訳しました

さて、オープンと同時にほぼ満席になったカーザリンガですが、そう広くない店内にテーブルをぎっしり詰め込んでるので狭いです。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191106223303j:plain

テーブルも小さいので料理でいっぱいになります

手前の温野菜の盛り合わせMISTO  VERDURE LESSEは4ユーロ。奥の牛タン料理は11ユーロ。SECOND PIATTOとしかレシートに記載されてないので、具体的な料理名はわかりません。

カゴに盛られたパンはおいしくて全部食べました!

コペルトはイル・マガッツィーノもカーザリンガも1人2ユーロです。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191106225119j:plain

パスタは中にお肉が詰まってます

PRIMO PIATTOは9ユーロ。赤ワインはグラスで2ユーロ。美味しくいただきました。

イル・マガッツィーノでは8ユーロの白ワイン頼んだのに安っぽかった。

f:id:Hedgehog-harinezumi:20191106225813j:plain

フィレンツェは牛肉が有名

FILETTO MANZO FERRI 20ユーロ。

フィレンツェではBISTECCAビステッカと言う牛肉料理が有名なんですが、すごく量が多いし値段も高いので、普通(?)の牛肉にしました。

ビステッカじゃないけど、この牛肉もめちゃめちゃ美味しかったです!レア加減が絶妙!

 息子が炭酸水(2.5ユーロ。ワインより高い)を頼んで、合計52.50ユーロ(6,300円)となりました。満足です(*´꒳`*)

イル・マガッツィーノは56ユーロです。くく〜(´;Д;`)

皆さんも、お店選びは慎重に。